自分の興味のあることを掘り下げるにしても、練習に励み、
研究を怠らず、常に学ぶなど、やるべきことは山ほどある。
だからこそ言っておきたいのは、好きでもないことは
なおさらうまくなれるはずがないということだ
―――「やり抜く力 GRIT」より
進路を選ぶときには自分の興味があるものにすべきだし、
どうせなら好きなことを仕事にした方がいい、という意見には賛成だ。
ただし、好きというだけで成果が出るほど甘いものでもない。
つまりは、希望の進路に進めそうにないからといって
あまり興味のない進路を適当に選んだ場合、なおさら大変だし、
そこで成果が出る可能性は一層低くなる。
どの進路に行っても結局は成果を出す努力が必要なのだ。
どうせ努力が必要なら好きなことの方がいいだろう。