仕事でも勉強でもそうなのだが、
怒られずに済むギリギリを狙う人がいる。
テストなら進級・卒業できれば十分と考え、
仕事なら査定に響かない程度にがんばる。
こういう人たちにとっては合格か不合格かしか価値基準がなく、
合格ラインよりも上にある分は無駄だと感じるのだろう。
与えられた課題を義務として受け取るだけで
言われた作業しかやらないし、よりよい結果を目指すこともない。
一方で、最低ラインを超えることはもちろん、
可能な限り高みを目指そうと努力する人もいる。
こういう人たちは「どうせやるなら高い成果を出そう」と考える。
与えられた課題は自分の価値や評価を上げるチャンスと考え、
自主的にいろいろな工夫を試みる。
両者の違いは時間が経つごとに大きくなり、
前者は「とりあえず無難にこなすだけの人」、
後者は「どんどん成長していく人」となるだろう。
やる以上は常に最高の成果を目指すようにしたい。
評価を上げる努力は最終的に自分の得になる。