最近の若いやつは、とひとまとめにして言うべきではないかもだけど、
「他人の目を気にする人」と「打たれ弱い人」が増えている気がする。
とがった長所を伸ばすことよりも
他人に怒られない言動を保つことに注力していたり。
でも、どんな人か記憶にも残らないような過ごし方で
一度も怒られずに死ねたら幸せなのか。
わずかな不安を自分の中でどんどん大きくして、そのまま自滅しかけたり。
でも、一回も失敗せずに成功した人なんていると思っているのか。
コケたら痛そうだからとチャレンジしない限り、
ずっと自転車に乗れないわけで。
安全だからと補助輪を付けている限り、
ずっとスピードは出ないわけで。
大事なのは、転んだらどうするか悩むことではなく
転んだらすぐに立ち上がって再挑戦することだろう。
転んだことを怒ってくるような人は
自転車に乗ったことがない人に違いない。
自転車で快走できるようになったら
転んだ日々はいい思い出になる。
転んだままいつまでも傷口をさすっているより、
さっさと自転車にまたがった方が楽しいだろう。
大人は君たちが早く自転車に乗れるように
後ろを持ってやるぐらいしかできない。
まずはペダルを思い切り漕いでみろよ。
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- 作者:D.IKUSHIMA
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