プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


動画教材を使って独学するには、かなりの意欲と根性が必要

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IT機器が各家庭に広く普及した結果、
eラーニングMOOC反転授業など
それらを利用した学習法がいろいろと提案されているが、
結局は自宅で動画を見ることが課せられる。


「優秀な講義を動画にすれば場所も時間も問わずに勉強できる」
というのは理屈の上ではわかるのだが、
いざ実践してみると動画で真面目に勉強するのは相当に大変だ。


学校での授業と違って監督者や他の学習者がおらず、
周囲に気が散るものがたくさんある状況で、
動画に集中して勉強するにはかなりの自律心が必要になる。
(これがリアルタイムのライブ映像だとだいぶマシになる)


ちょうどこの時期、ゲーム開発の技術や手法を発表する
CEDEC」というイベントが横浜で開かれていて、
参加登録をするとたくさんの講義動画をオンラインで視聴できる。



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実際、魅力的な講義が山ほど公開されていて
せっかく大金を払ったのだから
たくさんの講義を見ようと思うのだが、
きちんと時間を確保し、他の作業を中断して
動画に集中するのがいかに困難かを実感する。


こういった講義に惹かれる声はネット上でもたくさん目にするが、
「ぜひ観たい!」「すごく興味がある」という発言と
「観終わった」という行動の間にはかなり大きな溝があるのだ。
試しにYouTubeで20分以上の解説動画を観てみて欲しい。
途中ですぐ気が散って別のことをしたくなる自分に気づくだろう。



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ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学による
オンライン講義システム「edX」の報告を見ると、
利用登録した450万人もの人たちのうち、
コースを修了したのはわずか5.5%(25万人)しかいない。


講義のクオリティや多様性に問題がなくても
自主的に動画を観て学習を進めることが
いかに難しいかがわかる。


録画機能もIT機器も通信環境も整った今、
「勉強するための動画視聴」という負荷のかかる作業を
いかに実践するかという部分を解決する必要がありそうだ。

映画「リメンバー・ミー」の死者の国の仕組みは理にかなっている

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いろいろな宗教や文化において
現世で死んだ者が行く「天国」のような場所があるが、
これを真面目に考えると、ひとつの疑問が浮かぶ。


これまでに死んだ者たちで、
天国がいっぱいになってしまうんじゃないか?


現実世界ですら人口爆発が問題になっているのに、
そこで死んだ者がどんどん送られてくる天国は
それこそ流入ばかりで満杯になってしまいそうだ。


そんな疑問を持っていたが、
先日観た「リメンバー・ミー」でこれに対する回答があった。


reblog.hateblo.jp


死んだ者は死者の国(天国)へ移り住むが、
その人のことを覚えている人が誰もいなくなったら
死者の国からも去るのだ。
つまり、現世の人から忘れ去られた時点で
「2度目の死」を迎えて完全に消え去る。


この理屈なら手塚治虫のような人はいつまでも天国にいて、
存在感の薄かった人はどんどん消えていく。
天国の住人は適度に循環し、
現世から想われる人はいつまでも応えることができる。


なるほど、と思った。

いくら評判を聞いてもスマートスピーカーが欲しくならない理由


Amazon EchoGoogle Homeなど、
スマートスピーカーが各家庭に浸透しつつあるが、
どうにも買うほどの魅力と必要性が感じられない。


新し物好きの私が、スマートスピーカーだけは
食指が動かない理由を挙げてみる。

家で音楽を聴かない

一番大きな理由がコレ。
家では四六時中テレビがついていて音楽を聴くことがない。
要求に合わせた音楽をかけてくれる機能はスゴいとは思うが、
音楽を聴かない生活では残念ながら役に立たない。

ネットワークや赤外線で操作できる機器が限られる

声だけで家電や電灯を操作できるところも
スマートスピーカーの利点として挙げられるが、
ネットワーク対応の家電はかなり限られる。


そこでネット対応のリモコンと組み合わせるわけだが、
赤外線で操作できる家電といえば
家にはエアコンと電灯とテレビぐらいしかない。

エアコンや電灯は朝起きたときから点けっぱなしだし、
テレビはCMスキップや番組削除で頻繁にリモコンを触るので
スマートスピーカーに代わりに操作してもらう必要性がない。

しゃべるよりも手で操作する方が楽

スマートスピーカーに惹かれない割と大きな理由で、
個人的には手を動かすよりも
いちいち声に出す方がエネルギーを使うのだ。
手が離せない状況ならともかく、
声で操作する方が楽だから、とは思えない。

文字情報の方が密度が高い

天気予報やニュースを読み上げてくれる点においても
iPhoneやiPadで調べた方が
多くの情報を短時間で入手できるように思う。


Web検索をするのも流し読みも得意なので
いちいち最後まで聴かないといけない音声情報は
時間の浪費に感じるのだ。

タイマーならAppleWatchが便利

両手がふさがっている料理のときなどに
声だけでタイマーを仕掛けられるのは非常に便利だと思うが、
それはAppleWatchでできるのだ。
AppleWatchなら常に身に着けているし、
タイマーの残り時間も目視できる。

まとめ

本当に便利ならすぐに買うので、
スマートスピーカー愛好者にぜひ反論してもらいたい。



※この記事から1年半後、あることがきっかけで
 スマートスピーカーを買いました。

mclover.hateblo.jp

「Yahoo!防災速報」のアプリで気象警報が漏らさずチェックできる

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私が勤めるような教育機関は
台風や大雨の影響で休校の判断が必要になるので
気象警報には敏感に反応しなければいけないのだが、
そういう立場にとって重宝しているアプリが「Yahoo!防災速報」だ。


Yahoo!防災速報

Yahoo!防災速報

  • Yahoo Japan Corp.
  • 天気
  • 無料


自分の関わる地域を登録しておくと
その地域に関連した災害情報が飛んでくる。
予想していないときにもスマートフォンに通知されるので、
特に警報と豪雨予報は助かっている。


警報による休校に気づかずうっかり登校して
後悔した経験のある学生にはぜひインストールを勧めたい。
また、突然の雨を事前に知ることができるのも安心だ。


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あまり些細なことで通知されるのも鬱陶しいので
自分に必要な種類とレベルに設定しておく方がよい。

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