プチメタ3.0

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映画「リメンバー・ミー」の死者の国の仕組みは理にかなっている

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いろいろな宗教や文化において
現世で死んだ者が行く「天国」のような場所があるが、
これを真面目に考えると、ひとつの疑問が浮かぶ。


これまでに死んだ者たちで、
天国がいっぱいになってしまうんじゃないか?


現実世界ですら人口爆発が問題になっているのに、
そこで死んだ者がどんどん送られてくる天国は
それこそ流入ばかりで満杯になってしまいそうだ。


そんな疑問を持っていたが、
先日観た「リメンバー・ミー」でこれに対する回答があった。


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死んだ者は死者の国(天国)へ移り住むが、
その人のことを覚えている人が誰もいなくなったら
死者の国からも去るのだ。
つまり、現世の人から忘れ去られた時点で
「2度目の死」を迎えて完全に消え去る。


この理屈なら手塚治虫のような人はいつまでも天国にいて、
存在感の薄かった人はどんどん消えていく。
天国の住人は適度に循環し、
現世から想われる人はいつまでも応えることができる。


なるほど、と思った。

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