プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、自己成長や資産運用、ゲーム作りに関することなど。


「忘れ物探偵と消えた少女」をプレイしました

あまりに謎解きに飢えていたので
直前にクリアしたオンライン謎解きとともに
アイテムを使う謎解きも購入してみた。


リアル脱出ゲーム 感想その55
忘れ物探偵と消えた少女



www.scrapmagazine.com


これは失踪した女子高生に関する証拠品をもとに
いろいろな情報を集めて行方を捜していくもの。


ストーリーの進行はWeb上の動画を通して行われ、
疑問に対する答えもサイト内に入力していくことになるが、
必要に応じてレシートや筆箱を調べたりネット検索したりと
ゲームの枠を超えた調べ方をする仕組みは非常に斬新。


ただ、正解に行き着くための考え方が難しく、
ひらめきによって進める謎解きと違って
複数の情報を組み合わせて事実を推理するゲーム性に苦労した。
自力で解けなくても豊富なヒントのおかげで進めるとはいえ、
強引に感じる解法にはモヤモヤした気持ちが残る。


また、2時間ほどでクリアできるボリュームのうち
動画を観ている時間が長すぎて退屈に感じることと、
あとから確認したくなった情報が
どの動画のどの場面で出てきたか探すのが面倒なのは残念。
情報の一覧性という意味では用紙データの方が扱いやすい。




結果的にクリアには至ったものあまり爽快感がなく、
魅力のないキャラクターと退屈なストーリーもあって
「これで3000円は高いなぁ」という印象だった。
いろいろなサイトを使いながら謎を解いていくスタイルは新鮮だったが、
もう少し自力でサクサクと解いていく感覚を味わいたかった。



無料でプレイできるオンライン謎解き公開中
nightschool.hateblo.jp

「HOTELブルーローズの99の部屋」をプレイしました

ここ最近謎解きを全然プレイできていなかったので
とりあえず手っ取り早く自宅でできるものに出を出すことにした。


リアル脱出ゲーム 感想その54
HOTELブルーローズの99の部屋



realdgame.jp


これは自宅から遊べるオンライン謎解きで
とある噂がささやかれる怪しいホテルに潜入し、
5人の人物に関する謎解きを進めていくというもの。
偶然にも先日公開した自作ゲームと似たタイトルで目についたのだが、
実際にプレイしても共通点が多くて驚いた。


購入者ごとに割り当てられた固有のURLにアクセスし、
ブラウザ上でプレイしていく仕組みだが、
行きたい部屋の名前や客室番号を入力して場所移動したり
クリックした場所を調べたりと
本格的なアドベンチャーゲームになっている。


謎解きキットなどは特になくスマホやパソコン内だけで完結するが、
地図だけでなく登場人物ごとの情報が自動でまとめられていき、
各エピソードの進展具合までチェックできるのが素晴らしい。


調べるべき部屋の情報が一気に手に入ったり
今着手している謎とは別の手がかりが見つかったりするので
押し寄せる情報を整理するのが大変だが、
未知の領域をジワジワと埋めていく気持ちよさがある。


部屋の数がある程度限られているので場当たり的に捜索したり
偶然に正解の場所をクリックしてしまって
話の前後関係がうまくつながらないことがあるのは悩ましいが、
しっかりとしたゲームに仕上がっているのが素晴らしい。


複数のストーリーラインを並行して進めていくだけに
次にどこに行くのかわからなくなる場面があるが、
自動的に整理される情報やヒントのおかげで
なんとか路頭に迷わずに進めることができた。




次々と手に入る情報をメモにびっしり書きながら
なんとか3時間あまりでクリア。
丁寧な造りの動画がいくつも用意されており、
ストーリー性の濃い謎解きとして満足度は高かった。



無料でプレイできるオンライン謎解き公開中
nobodyhotel.hateblo.jp

謎解きブログ第2弾「100階建ての無人ホテル」をリリースしました


nobodyhotel.hateblo.jp


ブログ上でプレイできる謎解きゲーム、
「夜の小学校」を5年前にリリースしましたが、
最近またいろいろな人がクリアツイートをしたり
実況プレイをしてくれたりしたのを見てテンションが上がり、
「新作を作ろうかなぁ」という気持ちが強くなってきました。


ゲームの舞台をどこにしようか悩むところから始めましたが、
中学校や高校は前作とネタが被るので除外、
閉鎖空間ということで「電車」も思いついたけれど
8番のりば」のイメージが強いので除外。


そんなとき妻のアイデアから「ホテル」が飛び出し、
あえて非現実な建物を舞台にしてみようということで
客室が嘘みたいに多い100階建てのビルを思いつきました。


そこから必要になりそうなプログラムを組みつつ
使えそうな謎のアイデアや問題を考えていったのですが、
5年前とはいえ前作でさんざんアイデアを使ってしまったため
新しいネタがなかなか思いつかなくてめちゃくちゃ苦労しました。
ただ問題を解くだけでなく、そこに驚きが欲しいからです。


一旦作り始めたら寝ても覚めても謎作りばかり考えていて、
1週間ぐらいぶっ続けで作業しました。クタクタです。
今回も同じぐらいの数の問題を用意し、
平均的には2時間ぐらい遊べるボリュームになっているので
謎解き好きはぜひ遊んでください。
(できればクリアツイートもお願いします)

地球外のアイテムをセットアップしていく謎解きが新鮮だった

タブレットで遊べる脱出ゲームをプレイしてから数ヶ月、
同じような謎解きの面白さが味わえるゲームを見つけた。


リアル脱出ゲーム 感想その53
Machinika Museum(マシニカミュージアム)」



store-jp.nintendo.com


これは部屋から脱出するわけではなく、
どこかの星で作られた未知のアイテムを
きちんと作動するところまで操作していくゲームだ。




いきなりアイテムが目の前にあるのではなく
まず運搬用の箱から取り出すところが斬新で、
文字による情報はほとんどなく
スイッチやダイヤル、レバーのように見える部品を
適当に触ってみて仕組みを推測していく。




部品が壊れたりゲームオーバーになることはないので
いろいろと動かしたときの反応や記載された記号などを観察し、
それらを関連づけていく推理力と発想力がポイントになる。


各場面でできることが限られているため
とっかかりがなさそうに見えるときでも
試行錯誤していけば正解にたどり着けるようになっており、
ガチャガチャと機械が動いていく様子も相まって気持ちいい。




難点なのはコントローラーによる操作性があまりに悪いこと。
我慢の限界が来て画面を直接タッチすることにしたが、
それでも割とイライラすることが多い。




また、状況を説明する日本語の翻訳が不自然で
何を言いたいのかわからなくて混乱したので
英語に切り替えてしまうことにした。
(といっても文章を読む必要性はほとんどない)




さまざまな形のアイテムが登場する上に
それらがひとつの目的に結びついていて
謎解きをしているだけなのにストーリー性を感じるのもよい。


全9ステージが3~4時間ほどでクリアできるので
まさに謎解きと同じような遊びごたえだった。



無料でプレイできるオンライン謎解き公開中
nightschool.hateblo.jp

謎解きブログの各ページにヒントを用意しました


いろいろな人に遊んでもらっている謎解きブログ「夜の小学校」ですが、
公開後5年近く経った今も脱出率は17%前後と低いままなので、
攻略が詰まりそうなページにヒントを用意することにしました。




謎解きをする場面の右上にある のアイコンをクリックすると
先に進むためのヒントがいくつか表示されるようになっています。


自力でクリアできた人は素晴らしい限りですが、
途中で諦めてしまった人もぜひ再挑戦してみてください。



www.tawashix.com

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