プチメタ3.0

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金魚すくいで持ち帰られた金魚の運命

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祭りなどで金魚すくいを見かけることがあるが、
「金魚が欲しくてやる」というより、
単に「金魚すくいを体験したい」ために行われるように思う。


そして運悪く金魚を手に入れてしまうと
家に持って帰ってから非常に困る。
持ち帰られた金魚はたいてい以下の3つのうちの
いずれかの運命をたどる。

即死

金魚すくいで遊ばれているうちにかなり弱っているため、
とても長生きできる力は残っていない。
祭りの日から1週間も経たないうちに
腹を上に向けて浮かぶ事になる。

やたら巨大化する

「3年前に金魚すくいで取ってきたんだよ」。
そんなセリフが飼い主から聞かれる。


金魚はすぐに死ぬか、異常なまでに長生きするかどちらかで、
一旦、峠を越えた金魚は時間とともに大きくなる。
「金魚じゃなくてコイじゃないの?」。
そう言いたくなるほどデカい金魚もいる。

忘れられる

最初は餌をやるのが楽しく、進んで世話していたのに、
いつの日か「誰かが餌をやっただろう」という意識に変わる。
しかし誰もやっていない。
当然、水槽の水が替えられる事もなく
誰もが見て見ぬふりする面倒の固まりになる。

いずれの運命も金魚にとっては非常に酷である。
本当に金魚の事を考えるなら
「金魚すくい」をしてもすくわないのが一番。それこそ金魚救い。

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