「Celui qui tombe(落ちる人)」と称される作品だが、
結構な速度で回転する舞台の上なのに
時間が止まったように見える瞬間や
移動する人々をカメラが追っているような不思議な感覚が味わえる。
舞台が四角いことからも相当やりにくそうなのに
数人の男女が入れ代わり立ち代わりしながら
計算しつくされたパフォーマンスを見せるのがスゴい。
バックに流れる「My Way」の歌もピッタリ。
この舞台を手掛けたYoann Bourgeois(ヨアン・ブルジョワ)は
数年前のAirPodsのCMにも関わっている。
この映像も観ているだけで不思議な心地よさがあり、
重力を感じさせない動きが素晴らしい。
別の作品で登場する大型の起き上がりこぼしのインパクトもスゴい。
どうやってこんなに精密にバランスを制御しているのか不思議だ。