プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


willとbe going toの使い分けについて一番腑に落ちた理屈

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ameblo.jp


未来形を表す英語表現として
「will」と「be going to」を中学校で習うが、
2つの使い分けについては割と悩むところ。


いろいろな資料でよく言われるのは
「will」は「そういう行動をしたい」という意思を表し、
「be going to」は「予定として決まっていること」を表すという理屈。


私もこれまでそういう基準で判断してきたが、
上記の記事では「トイレに行ってくる」という意味での
「I'm going to go to the bathroom」や
「遅刻しそう」という意味での
「I'm going to be late」という実例が紹介されている。


「be going to」があらかじめ決めておいた予定を表すなら
突発的に起きたことを表現するのはおかしいはずなのだ。


そして、いくつかの情報源から判断すると
そういった表現のつじつまが合う解釈をするなら
「be going to」はどんな状況でも使えるが、
「will」は将来のことを相手に約束するときに使うとのこと。


非常に参考になる結論だし、
そこに至るまでの考察の仕方も論理的で面白い。
今後、英語を使うときに少し意識してみようと思う。



arairio.com

英語を身につけたことで人生の満足度が底上げされた


今となっては英語力にもそれなりに自信が付き、
自分の意思を英語で伝えたり
子供向けの英語小説を読んだりするぐらいはできるようになったが、
私が英語を勉強し始めたのは35歳になってからだ。

初めての海外で興味が湧いた

英語学習への興味が湧いたのは
31歳で初めて行った海外旅行のときだ。
中学レベルのなんとなくの英語が思ったよりも役立ち、
店で注文する程度のごく簡単な意思疎通をすることができた。


「日本の英語教育はダメだ」などと批判されていたのに
疑問文や過去形などといった文法や
カタカナから入った英単語の知識が意外にも力を発揮したのだ。


中学高校での英語の成績は平均レベルだったが、
このとき初めて自分の英語力は
もっと伸ばせるかもしれないと思った。

周りを見渡すと英語が苦手な人ばかりだった

「もっと英語ができたらなぁ」という思いは
多くの日本人が持っているだろうが、
実際に始める人は非常に少ない。
「したい」と「する」の間には大きな溝があるのだ。


職場の中を見回してみても
「英語ができる」というイメージの人はいなかった。
英語対応の動きが遅れている職場だと感じた。


ここでふと気づいた。


英語が苦手な人ばかりの職場なら
少し勉強しただけで強みにできるんじゃないか。

本で学び、英会話教室で発揮した

仕事帰りに英語学校に通うことも考えたが
スケジュール的な制約が厳しく、
基本的な勉強は書籍に頼ることにした。


時間的な学習密度や費用対効果が大きく、
教材になりそうな本は無限に発売されている。


中学校で習った英文法を復習し、
文章の構造と組み立て方を学んだ。
通勤中は英語のポッドキャストを聞いた。


会話能力の向上のため英会話教室にも通うことにした。
自分の英語を細かく添削してもらうため、
マンツーマン指導でスケジュール調整もしやすいところを見つけた。

英語を勉強していることを周りに言いふらした

本格的に英語の勉強を始めると同時に、
そのことを周囲に伝えるようにした。


ダイエットと同じく、周囲に伝えることで自分を追い込む効果と
英語学習に取り組んでいることを周囲に知らしめるためだ。


イベントで接客を担当するときにも
外国人には勇気を出して英語で対応し、
つたないながらも英語を活用するよう努力した。

英語が得意な人という目で見られるようになった

英語を勉強していることが職場に浸透してきた頃、
仕事でも英語力が必要な案件が回ってくるようになった。


外国人を連れながら職場を案内したり、
海外のWebサイトを翻訳したり、
外国人の団体を相手に英語でプレゼンしたり、
自社のサービスを英訳したり、
海外のイベント視察に派遣されたり。


それぞれ大きな勇気が必要だったが、
やるごとに自分に自信がついたし、
ますます英語が得意な人として扱われるようになった。

でもゴールは見えないほど遥か遠くにあった

英語が苦手な人は英語を身につけた人をひとくくりに考えるが、
実は「苦手」と「まあまあ」と「ペラペラ」の間には
かなりの隔たりがあり、そう簡単にはレベルアップできない。


勉強しても勉強してもネイティブ同士の本気トークは聞き取れないし、
知らない単語も読めない文章もいくらでもある。
学ぶほどに自分が登ろうとしている山が高かったことがわかり、
自分が頂上にたどり着ける未来がまったく見えない。


しかし勉強をやめてしまうと
これまで登ってきた坂をズルズルと滑り落ちてしまう気がして、
とりあえずその場にとどまれる程度に努力している。

それでもQOLは確実に上がった

まだまだ満足する英語力には程遠いし、
勉強すればするほど自分の未熟さを痛感するが、
それでも人生の満足度(Quality of Life)は確実に上がった。


海外作品のタイトルやセリフは
日本語に置き換えずにそのまま感じることができるし、
インターネットで探しても答えが見つからないときは
海外サイトも含めて広く調べることができる。
職場での人材価値は上がったし、経験できることも増えた。

どの国よりも英語を勉強しやすい環境にある

日本人の英語力の低さはたびたび問題視されるものの、
英語の勉強をしたいと思ったときに
これほど多くの教材と手段が用意されている国も珍しい。


視野が一気に広がるという意味で
ぜひいろいろな人に英語を勉強して欲しいと思う。



mclover.hateblo.jp

英語でタイトルを付けるとき、どこを大文字にするかにはルールがある

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www.sanctio.net


映画のタイトルや本の見出しなどを英語で付けるとき、
実はどの部分を大文字にするかは明確なルールがある。


すべて大文字で書かれたものもあるが、
普段の英文では大半の単語が小文字で書かれているため
長いタイトルが大文字ばかりだと読みづらい。


基本的には各単語の頭文字を大文字にし、
冠詞や4文字以下の前置詞などは
すべて小文字を使うようだ。
何かのタイトルを英語で付けるときには調べてみて欲しい。

不完全であろうと英語を使おうという姿勢が大切

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chinaryugaku.com

日本人は完璧な英語力が身に付くまで
使おうとしない傾向にあるが、
何事もマスターするまでに未熟な状態を経由するのは当たり前で、
そこを嫌がっている限り上達することはない。


世界共通語としてあらゆる国の人が学び、
異なる母国語を持つ人の間で
英語が使われることが避けられないわけだから、
未熟であろうがどんどん使っていく意気込みが大切だろう。


また、下手な状態をバカにする人ほど学ぶ努力をしていない人間で、
初心者だった頃を経験している努力家たちは
過去の自分を見るような気持ちで見守ってくれる。

英語のリスニングには聴き取る能力だけでなく知識も必要

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英語が聞き取れるというのは耳が抜群にいいわけではなく、
「相手が◯◯と言ったときはどう聞こえるのか」というパターンを
膨大な数知っているということなのだ。


そのためにはただ英語を聞き流すのではなく、
どういう英文を発音しているのかを確認しながら
その文字と音の組み合わせを理解していく必要がある。


英語を聴くときは頭をフル回転させていこう。

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