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これ、すごくわかる。
Twitterのときもそうだったけど、ツールはあくまでツールで
何かの目的を達成するために
それが最適ならば手段として使えばいいと思うんだけど、
「とにかくTwitterを使うんだ」「Twitterを使って何かしたい」的な
「目的はなんでもいいからTwitterを使ってることにしたい」という
頭の悪い経営戦略を偉い人が言い始める例が多すぎる。
こういう人がTwitterなりFacebookなりを薦めるときって
他社、他地方の大成功の例ばかり並べてくるんだけど、
それって
「イチローは年棒○億も稼いでるみたいだから
俺たちも野球始めようぜ!金持ちになれるぞ!」
って言ってるようなもので、
手段が同じでも成果を出すためには
当然、それに見合った努力が必須。
そもそもSNSみたいなものをビジネスで使う場合、
ユーザーの書き込みに素早く返信するために
四六時中ネットにへばりつかせる人員を割く必要があるのに、
そういう予算を用意するわけでもなく
他に主業務がある人間にSNSの管理を上乗せしたりするもんだから
負担ばかり増大して担当者が疲弊する。
また、Twitterみたいなものは適度なユルさが魅力なのに
ガチガチに規約で固めたり、
「下手なことは言うな」「この書き込みは不適切」みたいに
自由が制限されてると超つまらないTwitterになったり。
かといって自由にやらせてくれたとしても
ネットでの発言内容は担当者のセンスに大きく左右されるから、
Twitterを使っただけで
他社の人気Twitterと同じ結果になるわけでもない。
ネット慣れしていない人ほど、TwitterとかFacebookを薦められて
すぐに熱くなってしまうのはなぜなんだろう。
そういう人ほど冷めるのも早くて
「これからはTwitterだ!」と言ってたくせに
「Twitterはもう古い! 今はFacebookが熱いぞ!」とか言い出したりする。
(それも「ソーシャル・ネットワーク」を観た直後とかに)
便利になるためのツールなんだから、
ツールに振り回されるのはそろそろやめて欲しいなぁ。
そういう人たちの部下とかがえらい迷惑をかぶる。