プチメタ3.0

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ワイヤレス充電できるモバイルバッテリーは意外と不便が多かった

iPhoneXやiPhone8世代の特徴のひとつが
Qi規格に対応したワイヤレス充電だ。
ケーブルを抜き差しすることなく充電できるのは非常に楽で
充電端子を傷める不安からも解放される。


実はモバイルバッテリーでも
スマートフォンをワイヤレス充電できるタイプがあるようで、
興味本位で買ってみたのだが、
いざ使ってみるといろいろと不便が多かった。


充電が遅い

ワイヤレス充電は有線接続と違って
どうしても充電効率が落ちてしまい、充電時間が長くなってしまう。
モバイルバッテリーを使う場面というのは
外出先でスマホのバッテリーが少なくなったときなので
速やかに回復したいときに充電時間が長いのは不便だ。

容量の割に充電回数が少ない

充電効率が悪いということは、モバイルバッテリー側の電気が
スマホに供給される際の無駄が多いということだ。
モバイルバッテリーの容量は「5500mAh」などと表現され、
単純計算だとバッテリー容量2716mAhのiPhoneXを2回充電できるはずだが、
ワイヤレス充電はロスが多いため、思ったよりも充電回数が少ない。
大容量を期待してわざわざ重いバッテリーを持ち運びしているのに
充電回数が少ないのは本末転倒だ。

充電しながらだとスマホが触りにくい

モバイルバッテリーを使うのは
スマホを触っていてバッテリーが少なくなったときだろう。
普通なら充電ケーブルを挿したまま使うのだが、
ワイヤレス充電はバッテリーの上に置いておく必要があり、
モバイルバッテリーごと持ち上げるのは重い。
かといって机と平行にしたままスマホを触り続けるのは辛い。

カバンの中に入れたまま充電できない

バッテリー残量が減ってきたときに
カバンに入れたままバッテリーとスマホをつなぎ、
移動している最中に充電することがよくあるが、
ワイヤレス充電だとカバンの中で離れてしまうので
輪ゴムで止めるでもしない限り、そういったことができない。

夜寝るときや職場の机に置いておくついでに
充電するときは気にならなくても、
モバイルバッテリーを使う場面になると
ワイヤレス充電の特徴が不便につながってしまった。


もちろんワイヤレス充電タイプでも充電ケーブルをつなげられるので、
不便に感じるときだけ有線接続することもできるのだが、
そうなるとますます普通のモバイルバッテリーでいいように思えてくる。

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