プチメタ3.0

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玄関のカギをスマートフォンで開け閉めできるスマートロックを取り付けてみた

【Works with Alexa認定製品】 セサミ mini スマートロック本体 パールホワイト + Wi-Fiアクセスポイント 取付簡単 スマートフォンでドアを施錠解錠 Google Assistant/Siriショートカット/Apple Watch/IFTTT対応

「スマートロック」という言葉が話題になった数年前、
我が家でも取り付けたいと飛びつきかけた。


しかしカギのタイプが合うかどうかの不安と
「なかなか反応しなくて結局、普通のカギの方が早い」という悪評で
安定した商品が出るまでしばらく待つことにした。


それから数年。ついに良さそうな商品に出会った。



jp.candyhouse.co


それが「SESAME(セサミ) mini」だ。


クラウドファンディングのサイトで募集がかかっており、
いざ届くまでの4ヶ月間、待ちに待った。
実際に取り付けて使ってみた感触をまとめてみる。

ツマミを回すタイプのカギに後付けする

もともとあったカギを取り外したりする必要はなく、
人間がつまんで回す部分に上から被せる形で後付けする。


ツマミの長さや幅、土台の高さなどが基底範囲内かどうかは
サイト上の対応ガイドラインでチェック可能。


スマートロックの導入で一番の難関となるポイントだが、
SESAME miniの対応範囲はかなり広く、
たいていのドアには取り付けられると感じる。

強力な両面テープでドアの内側に接着する

SESAME mini本体はドアにネジ止めしたり
カギを挟み込んで固定するわけではなく、
ドアの内側部分に両面テープで貼り付ける仕様。


両面テープはかなり強力だが、
特定の方向に引っ張ることではがせるようになっており、
賃貸物件のドアでも傷つけることなく取り外せる。

ツマミをうまくつかむよう調整するのが一番大変

うちの玄関カギは運よく規定サイズ内だったが、
何もせずポン付けできたわけではなく、
ツマミをつかむための部品を調整するために
小さなネジを外してズラすという作業が必要だった。


開閉時の回転軸にうまくフィットするためか
ツマミをつかむ部分が意外とユルユルで
「こんなのでうまく回るのか」と不安を感じたが、
実際には何も問題なく動作している。


ただ、ネジがやたら小さく短いことと
付属のドライバーがイマイチすぎて作業がしづらく、
何度もツマミと合わせながら調整が必要で
きちんと取り付けられるまでに小一時間かかった。



カギの上側に本体を取り付けるのが一般的なようだが、
うちの場合はカギの土台が縦長だったので
SESAME miniを横に逃がした方がスムーズだった。

専用アプリをダウンロードしてペアリング

SESAME セサミ

SESAME セサミ

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取り付けさえ終わればあとは非常に簡単で、
専用のアプリをダウンロードし、
アカウントを作ってSESAME miniとペアリングするだけ。


カギが開いているときの角度と
閉まっているときの角度を覚えさせ、試しに操作してみる。
スマートフォンの操作で実際にカギが開くと感動する。

基本はBluetooth接続、付属品でネット対応になる

ペアリングしたスマートフォンとはBluetoothで接続されるため
開け閉めできる距離は5メートル程度になるが、
別売りされているWi-Fiアクセスポイント(USB給電)を使うと
それを経由してインターネットにつながるので
外出先からでもカギを開け閉めできるようになる。

普通のカギや手でも開閉可能

SESAME miniはカギに被せる形で取りつけるが、
普通のカギや手を使ってもまったく抵抗なく回せるので
スマートフォンを使わなくてもこれまで同様に開け閉めできる。

電池は1年以上持つ

内蔵の電池に関してはCR123Aが2本使われているが、
1日10回の開け閉めで500日稼働できるということなので
普通に使えば1~2年は持つだろう。


仮に電池がなくなっても普通のカギで開け閉めできるし、
交換する場合もSESAME miniを取り付けたまま
電池だけを入れ替えることができる。

【Good】カギを取り出す手間がかからない

家に着いたときにカバンを開けてカギを取り出し、
正しい向きで鍵穴に挿す、というのは意外と面倒。
スマートフォンはすぐにポケットから取り出せるので
サッとアプリを立ち上げて開ける方が早くて楽だ。


iPhoneならホーム画面左側のウィジェットにも登録できるので
わずかな手間で玄関を開けることができる。

【Good】玄関をオートロック化できるのが便利

開けた手段に関わらず、一定時間が経つと
自動的に閉まるように設定ができるので、
自宅でありながらオートロックを実現できる。


防犯面で一番心配なのはカギの閉め忘れだが、
オートロック化することでそれがなくなるのは非常に大きい。
また、出かけるときはカギを一切取り出す必要がなくなるので
手間を減らす意味でも効果的。


ただし、ドアが閉まりきっているかどうかのセンサーがないので
カギを開けてからドアが閉まり切るまでの時間に合わせて
うまく設定する必要がある。


設定時間が早すぎると
デッドボルトと呼ばれる閂(かんぬき)部分が先に飛び出してしまい、
むしろドアが閉まらない状態になってしまう。

【Good】カギの共有がしやすくて便利

ひとつのSESAME miniに対して別のアカウントを追加できるので
スマートフォンを持っている家族ともカギを共有することができる。
設定した期間だけカギの使用を認めるゲスト機能などもあり、
うまく使えばカギの管理がぐっとしやすくなる。

【Good】開閉の履歴が確認できるのが安心

カギを開け閉めした履歴がスマートフォンで見れるし、
そのタイミングで通知させることもできるので、
家族が帰宅・外出した時間をチェックしたり
予定外に開け閉めされたときに警戒することもできる。
これも防犯面での安心につながる。

【Bad】接続方法が切り替わるときが不安定

SESAME miniの不満点はほとんどないのだが、
唯一気になるところといえばここだ。


玄関に近づく前にアプリを立ち上げてWi-Fi接続のままドアに近づくと
途中でBluetooth接続に切り替わろうとするのだが、
Bluetooth接続とWi-Fi接続が切り替わりがスムーズでないのか、
Wi-Fiでつながっていた自分自身と同時接続状態になり、
「Busy」と表示されてうまく操作できなくなることがある。


すぐに玄関を開けたくて早めにアプリを立ち上げるのだが、
実際にはBluetooth圏内に入ってから起動した方が
スムーズにつながって速やかな開閉ができる。


一旦アプリを落として再起動すればつながるとはいえ、
玄関の前でなかなかつながらないのはストレスだ。

【Bad】マンション共有部分のカギが不便

スマートロック全体の弱点と言えるが、
オートロック付きのマンションの場合、
エントランス部分のドアに関しては
これまで通りカギで開けるしかないのが残念。


マンションの管理会社が共有部分に
スマートロックを導入してくれることを期待するしかない。

まとめ

取り付けがうまくいくかどうかや
実際の使用でどれだけ便利になるか不安だったが、
導入してみて非常によかったと満足している。
圧倒的な便利と安心が手に入るので
こういうアイテムが好きな人にはぜひオススメしたい。



mclover.hateblo.jp

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