プチメタ3.0

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自分専用のサインのデザインを業者に依頼してみた

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昔から字が汚いことにコンプレックスがあるのだが、
最近はパソコンやスマホで完結する作業も多く、
直筆で何かを書くことはずいぶん少なくなった。


とはいえ、署名が必要な機会はあるので
その都度、自分の字の汚さを痛感することになる。
映画の登場人物がサラサラッとサインする場面は最高にカッコよく、
自分もあんな風に書ければ、とずっと思っていた。


そんなとき、自分専用のサインを
デザインしてくれるサービスがあると知り、
試しに利用してみることにした。

「サインの達人」に依頼してみた

kanji-design.com


探してみると同様のサービスがいくつもあるようだが、
今回は「サインの達人」に12800円で依頼してみた。
それなりの値段だが、自分で試行錯誤する手間をかけず
デザイン的に優れたものが手に入るなら高くはない。


今回は本名ではなく、個人活動のときに使っている
「D.IKUSHIMA」という通称でのサインを依頼した。
一般的な英字サインと異なり、すべて大文字なので
そのあたりも含めてカッコよくなるかが気になるところ。


4営業日ほどで3つのデザインが仕上がるということだったが、
わずか2営業日ほどでメールで納品された。


どんなサインに仕上がったのかワクワクしながら
メールに記載されたダウンロードリンクを開く。


正直、イマイチ。


期待値と比べて大きく下回った仕上がりにガクリと落胆した。

1つ目のデザイン

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なぜ苗字の途中、それも「SH」で改行したのか。
デザイン的に改行するとしても
せめてローマ字として区切りのいいところにして欲しい。

2つ目のデザイン

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単に文字を切らずに続けて書いただけ、という印象。
これならわざわざプロに頼まなくても自分で作れただろう。

3つ目のデザイン

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3つの中では一番マシだが、
2つ目のデザインと相当に似通っている。
全体にまたがる曲線でごまかしている感があり、
「I」や「U」のあたりがどうにも洗練されていない。


あまりに期待ハズレで残念としか言えないし、
気に入っていないサインを練習する気にもならない。


kanji-design.com


勉強代だと諦めようかと思ったが、
幸いにも購入から30日が経過すれば返金できるようなので、
申し込みが可能になったら手続きしてみることにする。
※その後、無事返金してもらうことができた

「署名ドットコム」に依頼してみた

www.syomei.com


一度その気になったサイン熱が収まらないため、
なんとかいい業者はないものかと探し、
今度は「署名ドットコム」に依頼することにした。


今回はデザイン2つで19800円。
同様に「D.IKUSHIMA」という英字表記で
「実用型」と「速写型」を依頼してみた。


一度失敗しているだけに不安だったが、
注文して7営業日後に連絡が来た。



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なんと実用型・速写型それぞれに
かなりのデザイン案が含まれていて、
この中から選んだものをベースに完成させていくとのこと。
原案の時点でいわゆる「サイン」のデザインになっていたので
満足できるものになりそうだという安心感が得られた。


どのデザインにするかはめちゃくちゃに悩んだ。


●デザイン全体の見栄え
●サインの中で目立って欲しいポイント
●書き順に無理がなさそうか


あたりを基準にいろいろと悩み、
なんとかタイプ別に1つずつ選んだ。


また、原案がたくさん見れたおかげで
同じ文字でも異なる書き順や表現があることがわかり、
最終的なサインが出来上がったあとに
自分でカスタマイズできそうとも思えた。


たとえば選ばなかったデザインの中に
「D」の部分の形だけは好きだ、というものがあれば
完成したサインにそこだけ移植すればいいのだ。


業者側に選んだデザインを連絡したから3営業日、
私の選んだ2つのデザインが決定稿として納品された。

英字実用型

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英字速写型

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さんざん悩んで選んだデザインだけあって
この2つの仕上がりはかなり満足。


このようなサインでも
クレジットカードや書類などの署名として活用できるのだが、
各文字がハッキリと現れた実用型と
デザインを重視した速写型と
どちらをメインで使うか悩む。



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さらにそれぞれのサインについて
どの部分が何の文字を表しているかという解析図と
書き順が説明された資料が添付されていた。


これで書き順を確認しつつ、
別に付属している練習シートをなぞって
自分のサインを身につけていくのだ。



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デザイン1つで1万円という価格が高いかどうかだが、
署名を書くたびに単価が下がると考えると、
悩むならさっさと作ってしまった方がいい。


業者からの案内でも自己流のアレンジが歓迎されていたし、
書けば書くほど自分に馴染んだサインになるだろう。


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