ルービックキューブをそろえるのは1面だけならともかく
6面全部となるとかなりややこしい。
イメージ的には1面がそろえられるようになったら
次は2番目の面、その次は3番目の面という風に
段階的に完成面を増やして挑戦していくように感じるが、
ある面をそろえようと回転すると別の面が崩れてしまうため、
他の面を無視して1面だけそろえるか
6面一気にそろえるかのどちらかしかない。
最後の1面をそろえるための回転が
他の面にどういう影響を与えるかを考えた上で、
複数の面が崩れた状態から一気に6面そろった状態にするのだ。
iPhoneアプリ「ASolver」は
この複雑な流れの解法を教えてくれる。
いろいろなタイプのルービックキューブに対応しているので
自分が挑戦したいものを選ぶ。
普通のルービックキューブなら「3×3×3」だ。
最初にiPhoneのカメラで各面を撮影していく。
撮影した色がそのまま画面に反映されたらボタンを押し、
画面と同じようにキューブを回して次の面へ進む。
6面すべての撮影が終わると
どのように回転させるべきかの手順が示される。
キューブの正面を維持したまま各列を回転するとよい。
画面内の表示と実際のキューブが完全にシンクロしているという
独特の興奮を感じることができる。
本当に完成に向かっているのか不安になるほど
バラバラの面のまま作業が進むが、終盤で急に色がそろいはじめて
最後の1回転で一気に完成する。
このアプリを使ったところで
6面をそろえるための技術は身に付かないが、
グチャグチャになったまま放置されているルービックキューブや
綺麗にそろえる気持ちよさを味わうにはなかなか優秀なアプリ。
ちなみにもし新しく買う場合は
軽い力で滑らかに回転するDayanのルービックキューブがオススメ。