阪神電車を使った周遊謎解きから約1ヶ月、
シリーズ完結編としてのボーナスステージをプレイしてきた。
リアル脱出ゲーム 感想その41
「ナゾときっぷ2022<完結編>カラクリ鉄道の贈り物(プレゼント)」
これは阪急電車を題材にした謎解きと阪神電車を題材にした謎解きの
シリーズ2作品を両方クリアすると挑戦できるボーナスステージで、
謎解きキットはそれぞれの本編に同梱しているので
新たな料金を払わずにプレイできる太っ腹な仕様。
ただし、最初の問題を解くために
阪急編・阪神編それぞれのボーナスキットと
それらのクリア時に入手した2つのキーワードを必要とするので
片方しかプレイしていない人や
クリアできていない人は挑戦できないようになっている。
また、ボーナスステージは2人同時プレイを想定していて
2人のプレイヤーが阪神電車と阪急電車に分かれて
それぞれが現地で手に入れた情報を共有し合って解いていく。
ただ、1人でのプレイにも対応していて
要所要所でLINEにキーワードを入力すると
架空のパートナーが現地で手に入れた情報を返してくれる。
本編と違ってボーナスステージ用の1日乗車券は付属していないが、
阪急・阪神問わず乗り放題の1dayパス(1300円)が
駅で売られているのでそれを買ってもいいだろう。
阪急電車側はクリアまでに860円、
阪神電車側はクリアまでに840円、
それに最初の駅に行くまでの運賃と
最後にたどり着く駅から帰ってくる運賃が加算されるので
1dayパスの方が得になるかどうかは微妙なところ。
個人的には阪急・阪神両方の謎解きを体験したかったので
両方のルートを巡ろうかと思ったのだが、
現地では看板やパネルの内容を確認する程度で
問題自体は冊子に載っているため、1人で冊子2冊を持ち歩けば
シングルプレイでもほとんど遜色なく体験できる。
それぞれの駅では周辺を少し歩く程度で情報が確認できるので
街歩き謎解きのような移動距離にはならず、
電車で移動したらすぐ謎解きに取り掛かれる
テンポの良さが快適だった。
どの問題も2冊の冊子が相互に関わり合う構成になっていて
常に2つの視点を意識して解くのが新鮮。
シンプルな冊子だけで奥の深い謎解きが楽しめるのは素晴らしい。
ただ、1ヶ所だけ今回のボーナスステージではなく
阪急編で手に入れた知識を使う場面があり、
それだけはかなり理不尽に思えた。
本編クリアから時間を空けてプレイする可能性も高く、
ボーナスステージ内の情報だけで解けるようにして欲しかった。
結果的に食事や休憩を除いてクリアまでに4時間半ほどかかったが、
本編ですらコストパフォーマンスに優れた内容だったのに
さらに追加コストなしで新たな謎解きを楽しめたのは非常に満足。
神戸大阪周辺に馴染みがある人はぜひプレイしてみて欲しい。
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