プチメタ3.0

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なぜ高い鼻や長い脚が魅力に感じるのかを生物学的に考えてみる


外見が優れている人がモテるのは周知の事実が、
そもそも美人やイケメンの特徴を
魅力的に感じる理由はなんなのだろう。


人間も動物の一種であることを考えると、
美しいと感じる要素は生存能力に長けているのではないか。
試しに動物として生き残るための能力という観点から
なぜそれらの特徴に惹かれるのかを考えてみたい。

目が大きい

大きな目は美しい顔の特徴のひとつだが、
視覚情報を得る器官として目が大きいのは
敵を発見したり獲物を見つける点で有利なはずだ。
目が大きいことは生物的にも強いと言えるだろう。

黒目が大きい

カラコンを入れたりカメラアプリのフィルターで
黒目を大きく見せようとすることがあるため、
これも美しさの判断基準になっているのだろう。


黒目が大きいということは比例して眼球が大きいことになり、
前述の「目が大きい」と同じ意味を持つのかもしれないが、
黒目が大きければ相対的に白目が見えにくくなるため、
視線方向を周囲に知られることがなくなる。


どこを見ているかがわからなければ
自分の意図が相手にバレにくくなるので攻守ともに有利だ。
(一般的に動物はほとんど黒目部分しか見えない)

身長が高い

身体が大きければ小動物に比べてタフで長生きするだろう。
気温や傷に対する身体全体への影響も少なく、
いろいろな状況下で生き残る確率が上がる。


また、身体が大きいということは
食事に不便していないことの表れでもあり、
食料調達能力が高いと連想することができる。

脚が長い

長い脚は速く走ったり長距離を移動する際に有利なので
獲物を捕ったり危険から逃げるのに役立つ。
また、手足が長ければ身体全体が大きくなるので
前述した身長に通じるメリットも感じるだろう。

顔が小さい

「八頭身」と表現したり顔が小さいことを良しとするのも
相対的に身体が大きいことにつながるからではないだろうか。


本来、頭が小さいと肝心の脳まで小さいことになるが、
同じ種族なら脳のサイズは似たようなはずなので
頭の大きさから長い手足や大きな身長をイメージするのだろう。

筋肉がある

攻撃するにしても防御するにしても
パワーがあるに越したことはなく、
筋肉があればそれだけ生存率は上がる。

胸が大きい

生物の大きな目的が子孫繁栄だとすると
子供を育てる母乳を連想する胸が魅力なのは当然だ。
また、妊娠適齢期に至っているというサインでもある。

鼻が高い

動物が生きていくためには呼吸が必須だが、
鼻が高い方が冷たい外気を
体温に近づけてから肺に入れる効果があり、
冷たい地域に住む人種ほど高い鼻を持つと言われている。


ただ、人間が寒い地域で暮らすとは限らないので
なぜ鼻が高い方が魅力に感じるかは想像がつかなかった。

まとめ

個人ごとの好みの差はさておき、
一般的に魅力的だと言われる容姿には同一の条件があるように思うし、
それには生物的な本能が影響しているのでは、と想像する。


「外見で優劣をつけるのは好ましくない」という風潮はあるが、
実際問題として美しいと感じる特徴があるのは事実だし、
その感情がどういう理由から来るものなのかを知りたい。

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