プチメタ3.0

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サラリーマンすべてが社蓄なわけではないし、東京だからこそ消耗せずに済むこともある


サラリーマンのことを「社畜」と揶揄して
会社の奴隷のように見る意見
があるが、
サラリーマンという立場はうまく活かすと非常に有益だし、
充実した働き方をしている人もたくさんいる。


ちなみに働いてる人のうちサラリーマンに該当する割合
(就業者のうち、役員を除く雇用者の割合)は80%を超えているが、
そんなに多くの人がみんな疲弊した働き方をしているわけもなく、
彼ら全部を社畜と呼ぶのはあまりにも乱暴だろう。


当然、サラリーマンならではの居心地のよさがあるわけで、
その立場がいかに強固なものか、メリットを挙げてみる。

定期収入が見込める

一番大きいのは定期的な収入があることだ。
仕事があろうがなかろうが
退職・休職しない限りは毎月給料が入ってくる。
定期収入があれば支出の計画も立てやすいし、精神的にも余裕が出る。


収入が不安定だと一時的に大きな収入があっても安心できないし、
収入のために気の進まない仕事を受けるハメになる。

給料をもらいながら実力を高めることができる

会社全体の利益を社員で分配する構造になっているため、
実力が低いうちでも給料をもらうことができるし、
周囲に協力してもらいながらいろいろな仕事を体験することができる。


フリーランスになると実力が低い人には受注が来ないか、
実力に見合う低価格で引き受けることになってしまう。

成果を出すためのコストを会社が持ってくれる

パソコンや電話といった設備関係や交通費はもちろん、
実力を上げるための研修や書籍なども含めて
成果に結びつけるための経費を会社が支払ってくれる。


フリーランスや自営業の場合、
こういったこまごましたコストが意外と負担になる。

仕事の面白さは裁量の大きさ次第

会社員のことを歯車や奴隷に例える極端な人がいるが、
会社員だからといって誰もが
嫌な仕事を無理やりやらされているわけではない。


仕事に対するストレスというのは
「誰でもできそうな仕事をやらされている場合」や
「自分で創意工夫する余地がない場合」に強く感じるものだ。
自分でコントロールできる割合が増えるほど
自分の努力具合が成果に影響するので面白くなってくる。


たとえ会社から指示された仕事であっても
自分のことを頼られて任されたものはやりがいがあるのだ。

フリーランスにもデメリットはある

フリーランスというだけで圧倒的な自由が手に入ると思っている人は
以下のような記事もよく読んでおくべきだ。


anond.hatelabo.jp


結局、会社員でもフリーランスでも
自由を手にいれるには希少性の高い実力や
うまく仕事をさばく管理能力が必要になる。




居住地についても、東京をはじめとする都市部より
田舎ののんびりした生活を推す人がいるが、
これに関しても都市部にはかなりのメリットがあるように思う。

都市部で高いのは住居費と食費だけ

生活コストがかかるイメージが大きい都市部の生活だが、
家電製品やガソリン、衣服や書籍などの料金は田舎とそう変わらず、
差が大きいのは家賃と外食費だ。


住宅費や食費は家計費の中で大きな割合を占めるとはいえ、
その分、給与水準や住宅手当が高く設定されていることも多いので
単純に「家賃が安いから田舎の方がいい」とは言い切れないだろう。

目的地に行くための時間と出費を低く抑えられる

都市部にはレジャー施設や店舗が集中し、
交通機関も充実しているので、
そういったところに出向くコストが圧倒的に安い。


人気のあるものほど都市部に作られるので、
田舎に暮らす人がテレビで観た店や
東京ディズニーランドに行こうと思うと
かなりの時間とお金がかかってしまうだろう。

人口の多いところは仕事も多い

人口集中地はあらゆるものの需要も高くなるので働き口が増える。
いろいろな職業の人が
より高い成果を目指して上京するのはそのためで、
田舎より金儲けのチャンスが多いのだ。

まとめ

サラリーマンを盲目的に否定したり
フリーランスを理由なく特別視したりする人がいるが、
それぞれに成功例と失敗例があるのは当たり前で、
偏りなく比較して正しく判断すべきだ。

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