いよいよ今年度も就職活動が始まろうとしているが、
就活に前向きでない学生は
「内定がもらえるならどこでもいい」
「簡単に合格できる会社を受験したい」
などと考えてしまいがちだ。
しかし、そこには
努力なしに内定できるような会社は同僚のレベルも低い
ということが考慮されていない。
自分だけ審査基準が甘いわけではないので
実力を付けなくても受かるなら
実力の低い他の学生も合格しているということである。
努力が嫌いで怠け癖があっても受かる会社なら
同じく努力をせず怠けるタイプの同期と働かなければいけないのだ。
また、どうしてそんな学生にも合格を出すのかを考えれば
審査基準を上げると受験希望者が集まらないほど不人気な会社
だからだということもわかる。
目の前の困難だけを考えれば
さっさと内定してしまいたいという気持ちになるかもしれないが、
質の悪い学生がどんどん合格する会社で
この先何年も働く方がよほど辛くないだろうか。
むしろ学生のうちにたくさんの努力を積んで、
同じような努力をした人でないと合格できない会社、
そしてそれなりに高い合格基準を設定しても
受験希望者が集まる会社に行った方が
結果的に幸せになるんじゃないだろうか。
視野の狭い学生はついつい楽な方に逃げたがるが、
目先の手間だけに注目するような
デメリットを想像できない学生にはなって欲しくない。
就活こそ全力でがんばった方が安全だ。
満足できる内定が決めるまで努力を続けよう。