プチメタ3.0

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プログラマー志望者はタイピングが遅くても気にしなくていい


将来、プログラマーになりたいと思っているものの
パソコンに不慣れでタイピングが遅いことを悩む人がいるが、
正直、そんなことは気にしなくていい。


第一に、プログラミングに要する時間のうち大部分は
これから作っていくプログラムの構造を考える
設計」と呼ばれる工程だからだ。




この間、プログラマーの手はほとんど動いておらず、
問題が起きにくく、効率のいい作り方を
いろいろと頭の中で組み立てていることになる。


作家でいえばプロットと呼ばれる筋書きを考える段階で、
タイピングがいくら速くても
短時間で小説が書き上がるわけではないのと同じだ。


この設計の精度によって、その後の作業量や
トラブルの度合いがおおよそ決まるため、
タイピング速度よりも設計能力の方が遥かに重要だ。




第二に、実際にプログラマーになるまでには
たくさんのプログラミングを経験するため、
よく使う単語やキーボードの配置は嫌でも覚える。
逆に言えば、タイピングが速くなっていないなら
作ったプログラムの量が絶対的に足りないと言える。


つまりはプログラマーを目指しているのに
タイピング速度だけを気にしたり、
それだけを練習したりしても意味がないのだ。


プログラマーの実力が何によって決まるのかに目を向け、
そのための努力に時間をかけよう。



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