数年前に発射機構のないモデルガンを買い、
今でもたまに触っているのだが、ふと小学校の頃に
エアガンにスミ入れしたことを思い出した。
「スミ入れ」というのは
プラモデル表面の掘り込み部分を塗料で着色して
溝を強調する作業のことだ。
当時の友人から聞いたやり方だったのだが、
銃本体に刻まれた刻印を目立たせると
真っ黒のままよりカッコよく見えるというアイデアだ。
やり方は非常に簡単で、
白いクレヨン(クレパス)があればいい。
子供の頃と違って身近にクレヨンがないのだが、
ヨドバシカメラで1本売りしていたので
80円で買うことにする。
あとは銃の刻印部分に入り込むよう
クレヨンを大雑把に塗り付けていく。
その後、はみ出した部分をティッシュで拭けば
溝の中だけにクレヨンが残るという仕組みだ。
もともとクレヨンは粘り気がある上に水気にも強いので
一度溝に入ったら簡単には落ちない。
クレヨン1本でできる手軽な方法で
刻印部分がグッと際立つ銃に仕上がった。