プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


オフィス内をハチャメチャにできるゲームが意外にもパズルだった

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Good Job!|オンラインコード版

Good Job!|オンラインコード版

  • 発売日: 2020/03/27
  • メディア: Software Download

オフィス内を舞台に、与えられたミッションを
無理やりにでも達成していく「Good Job!」。




会社案内を模した紹介動画を観ると
ただめちゃくちゃにするのを面白がるだけの
底の浅いゲームかと思ってしまったけど、
いざプレイするときちんとパズルになっていて面白かった。


開かないドアや邪魔な社員、微妙な段差など
目的を達成するための小さな問題を
どう解決していくか悩めるようになっている。



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2人同時プレイにも対応している上に
距離が離れたときの画面分割の仕方が非常に丁寧で、
協力作業も分担作業もストレスなくこなしていける。


インパクトだけでなく、
しっかり中身まで作り込まれた良作。

じわじわ迫る追手から逃げるアクションゲームに白熱した


ec.nintendo.com


シルエットで描かれた独特な世界観で
残酷な死を何度も味わいながら
進んでいくアクションゲーム「LIMBO」。


その開発元が手掛けた「INSIDE」が
これまた非常に興奮できるものだった。




どこかから逃げ出したらしい少年を操作する
横スクロールの2Dアクションだが、
画面の奥を使った演出が非常にうまく、
危険が迫ってくる様子にたびたび緊張させられる。


何度も痛々しい死を味わうが
すぐに直前からやり直せるため
ゲームとしてのストレスは少なく、
タイミングだけでなく知恵を使った謎解きも面白い。


いわゆる「死にゲー」ではあるものの、
困難を突破する気持ちよさが何度も味わえる良作。

わずかな手がかりから大勢の名前と死因を推理するゲームに数日間悩まされた


ec.nintendo.com

先日プレイしたアドベンチャーゲームの満足度が高かったので
面白そうな謎解きものをいろいろと探しているのだが、
ふと評判を聞いたゲームにこの4日間ほど悩まされまくった。


それが「Return of the Obra Dinn(リターン・オブ・ジ・オブラディン)」だ。


生存者ゼロで帰還した商船の中を探索し、
名簿に載っている60人ほどの乗員乗客の
消息を明らかにしていく推理ゲームだ。




主人公はある人物が死亡した過去の瞬間に戻り、
静止した時間の中を動き回りながら手がかりを探す。
当初は「これは『死んでいる』と判断していいのか?」と迷ったが、
基本的に大ダメージを喰らってそうな様子なら
死んだものだと見なして構わない。


直前に行われた会話も再生されるが、
名前を呼んでくれることはめったにないため、
服装や居場所などから立場を推測し、
名簿に記載された職種や国籍と照合していく。


総当たりや当てずっぽうではうまくいかない仕組みになっているし、
時間的な前後関係も考えていかなければならないので
中盤以降は苦労の連続だった。




ピクセルの密度で濃淡を表現した
ゲームボーイのような独特のビジュアルが特徴的だが、
細かい部分が非常に見づらいことがあり、
トゲなのか爪なのか槍なのか区別できなかったり、
切っているのか殴っているのかわかりにくいことが多々あった。


http://videogame.html.xdomain.jp/obradinn/hint/index.htmlvideogame.html.xdomain.jp

詰まってどうしようもなくなったけど
直接的な答えを見たくないときには
上記の安否ヒント集が非常に役立った。


サウンドや雰囲気は素晴らしいし、伏線がつながって
ジワジワと全貌が見えてくる気持ちよさもあるので、
骨のある本格的な推理ゲームに挑戦したい人にオススメ。

「紙謎 未来からの想いで」をプレイしました

大阪市営地下鉄を題材にした謎解きに満足してから半月、
Nintendo Switchを使った謎解きを見つけた。


リアル脱出ゲーム 感想その21
紙謎 未来からの想いで


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www.lasengle.co.jp


これはテレビゲームでありながら
用紙を併用してプレイする謎解きになっており、
プレイ感覚としてはリアル脱出ゲームに近い。



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用紙データは公式サイトからダウンロードできるが、
折ったり切ったりという作業が絡んでくるので
スマホで見るだけではなく、実際に印刷しておく必要がある。


正しい順番でボタンを押すと
次の場面へ移動する形になっており、
謎解きによってそのコマンドがわかるという仕組み。


2480円という価格は
ゲームソフトとしては安め、謎解きキットとしては高めだが、
ステージが20以上も用意されているので
コストパフォーマンスとしては悪くない。


閉じ込められた部屋から脱出するというシチュエーションではなく、
忘れてしまった思い出を徐々に振り返るという筋書きは
紙芝居のような表現方法と相まって緊迫感がなく、
どうしても没入感が薄くなってしまう。


ステージ4ぐらいからは高めの難易度になっていくが、
細かく分割されたヒントが用意されているので
詰まってもなんとか解いていくことができるだろう。
ただ、かなり強引な解き方をする問題が多く、
自力で正解にたどり着いても
どうにも納得できない気持ちになるのは残念。


問題の解き心地やストーリーは改善の余地ありだが、
アナログな謎解きが家庭用ゲーム機で体験できるというのは
なかなか実験的で面白い企画だった。


紙を扱う作業とコントローラーを操作する役で手分けし、
家族や友達と協力してプレイするとそれなりに楽しめるだろう。



無料でプレイできるオンライン謎解き公開中
nightschool.hateblo.jp

怪しい場所を調べていくアドベンチャーゲームが久しぶりに楽しい


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探索系のアドベンチャーゲームは
ファミコン時代に非常によく見かけたものだが、
コマンドを総当たりする退屈な攻略法や
同じセリフを何度も読まされるテンポの悪さから
徐々に廃れていった印象がある。


そんな中、Nintendo Switchでプレイできる
エニグマティス2:レイブンウッドの霧」が面白かった。


怪しいところを調べるというレトロなシステムでありながら
どこに行ったらいいかわからないトラブルがほとんど起こらず、
次々と話が進んでいくテンポが素晴らしい。
それでいて自分で考える面白さも残されている。


シリーズ2作目のようだが、
ほぼ独立したエピソードなのでほとんど問題ないし、
緊迫感のある展開でグイグイと引き込まれる。
一定時間ごとにヒントも使えるので
1ヶ所で詰まってしまう問題も起こらない。


昔ながらのシステムも、うまくアレンジすれば
まだまだ楽しめるのだと感心した。

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