写真を誰かのiPhoneに送るときなど、
AirDropは非常に便利なデータ送信方法だが、
いくら待っても相手の端末がうまく見つからないときがある。
そういった場合に対処するための2つの方法を紹介する。
勘違いしやすいが、AirDropの許容範囲は
データを送る側ではなく受け取り側の設定に依存する。
以下の2つの方法は、写真を受信したい側の端末を操作するように。
●データ受け取り範囲を一時的に「すべての人」にする
本来なら連絡先として登録されている相手からは
受け取れるはずなのだが、これがうまく判別されないことがある。
そこで、とりあえず受け取り範囲を全体に変更してしまう。
写真を受け取りたい側のiOS端末のコントロールセンターを開き、
電波マークを強く押し込んでメニューを表示する。
AirDropのアイコンをタッチして、
受け取り範囲を「すべての人」に変更する。
これで送信側の端末に表示されるようになるはずだが、
他のあらゆる人の端末からも検出可能になるため、
受信作業が終わったらまた元に戻しておくことを勧める。
●Apple IDをサインインし直してみる
1つ目の方法はあくまで応急処置であり、根本的な解決にならない。
本来の設定通りに、連絡先に登録している人からの
AirDropを無事受信できるようにするには、
Apple IDにサインインし直すとよい。
設定画面の一番上に表示されているApple IDをタップし、
一番したまでスクロールして「サインアウト」をタップ。
サインアウトしたらすぐにサインインし直すとよい。
リセット作業とは違ってデータが消えるわけではないので
特に支障が出ることもなく、すぐ元の状態になる。
これで無事、AirDropで検出されるようになるはずだ。