プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


努力のいらない誰でもクリアできるゲームが売れてしまう現状

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1980~1990年代あたりと比べると
PS3世代以降のゲームは明らかに難易度が下がっているが、
最近のスマホゲームだとさらにそれが顕著だ。


打たれ弱いプレイヤーが多いので
失敗してもすぐ取り返しが効くし、
プレイ時間さえかければ主人公が強化されて
自分がうまくなったような錯覚を感じるようになっている。


「すごいレアキャラが当たった!」というような
ガチャの成果を自慢する光景が珍しくなくなったが、
実際には本人のスキルにまったく関係がない。
さも手柄のように語る人が多いが、
ガチャが当たる度合いは試行回数に比例するだけだ。


結果、プレイ時間の長さ(または課金額)が努力の量として扱われ、
プレイヤーのスキルが高くても
キャラが育つまでは成果が出にくいゲームが増えたように思う。
つまり成果を出すまでの効率が下がり、
ゲームすらも長時間労働化していると言えるのだ。


ゲームをプレイする人の層は広がったが、
努力したりコツを探し出す必要が少なくなり、
うまい下手の差が生まれにくくなってしまったのは個人的に残念。

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