プチメタ3.0

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熱中してしまうゲームにはハイリスク・ハイリターンの法則が活きている


何度もプレイしたくなるような没入感のあるゲームには
たいてい「ハイリスク・ハイリターンの法則」が活きている。
なんらかの危険が増えるものの
その分、利益も大きくなるという選択肢が用意されているのだ。




たとえば上記の場所でコインを取りに行こうとすると
パックンフラワーの攻撃を食らう危険がある。
しかし単に難易度が高いわけではなく
上の足場を進んでやり過ごすこともできるので、
リスクを取るかどうかの選択はプレイヤーに委ねられている。




マリオのステージにはこういったデザインが多く、
腕に自信のあるプレイヤーに挑戦を呼び掛けてくる。
これこそ初心者にも上級者にも楽しめる工夫だ。




上までブロックが積み上がるとゲームオーバーになるテトリスでは
1段ずつブロックを消して安全に過ごすこともできるが、
わざと1列だけ空け、テトリス棒で一気に消すと得点が高くなる。
ゲームオーバーの状態に近いほど
高い成果を出すチャンスが増えるのだ。




どのゲームでも、パワーの強いキャラは動きが鈍く、
スピードの速いキャラは力が弱く設定されている。
欠点のないキャラクターは存在しないので、
何かで利益を得るにはリスクを負う必要がある。




格闘ゲームでは威力の高い技ほど
それを繰り出すのが難しくなっており、
「失敗するリスク」「習得する苦労」を受け入れないと
高いリターンが得られないようになっている。
威力が高い分、扱いが難しい武器などもゲームの定番だろう。




危機的状況を楽に回避できるような強い武器は
少ない数しか持つことができないので、
今使うか温存しておくかで悩むようになっている。


このように、ゲームにはわざとリスクが用意されており、
それをいつどのように回避するかを
プレイヤーが選べるようになっている。
だからこそ成功したときに「自分の考えが正しかった」と実感し、
自分の作戦が狙い通りにいった達成感を味わうことができるのだ。




ただし、将来への積み立てが無縁で
唯一の正解を模索するようなゲーム性の場合は
こういった法則に当てはまらないものもある。



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