仕事や勉強で思ったような評価が出ない人は
「なぜ評価されないんだ」と憤慨する前に
自分に見直すべき問題点がないかを考える方がいい。
能力が不足している
一番単純な問題は能力が不足している場合だ。
やるべきことをこなすだけの能力が足りず、
いろいろな場面で不備を出してしまっている。
反面、自分の能力に見合わない理想を夢見て
空回りしてしまい、ストレスをため込んでいく。
向上心が不足している
意外と多いのが向上心が不足している場合だ。
怒られない程度に作業をこなすだけで、
それ以上の能力を手に入れる努力をしないし、
やりたいことも探そうとしない。
いつもギリギリ許される結果しか残さないので
大切な役目が徐々に回ってこなくなり、
人材価値が先細りして若手に追い抜かれる。
人望が不足している
自覚しづらいのが人望が不足している場合だ。
日頃のミスの多さや責任感のなさ、
期待に見合わない結果が続いたために
重要な任務が回ってこないようになり、
成果を出すチャンスが遠のいてしまっている。
こういう人は得てして自分の能力を過大評価していることが多く、
周囲が見ているよりも自分を高く見積もってしまう。
自己評価が高いのであまり改善する努力をせず、
実際の評価からどんどん剥離していく。
希望と能力と責務の範囲が重なっていることが大切
自分のやりたいこと・自分にできること・自分がやるべきこと。
誰だってこの3つを持っているだろうが、
それらが重なっていないと辛い思いをする。
「やりたいのにできない」
「できるのにやらせてもらえない」
「気が進まないのにやらないといけない」
よくあるこういった不満は
上記の3つの円がうまく重複していないから起きる。
それぞれの範囲を広げられなければ
自分の希望は叶わないし、取り組む機会もないし、
興味を持てる分野も狭いままになる。
正しい見極めと何に注力するかが重要
「自分もチャンスがあればがんばるのに」という不満は順番が逆で、
努力の方向性が間違っているからチャンスが回ってこないのだ。
まずは自分がどういう状態にあるかを正しく見極め、
注力すべきポイントがどこかを適切に判断するのが重要。
「できること」を増やしていけば頼られることも多くなるし、
「やるべきこと」をしっかりこなせば
「やりたいこと」ができるチャンスも降ってくるようになる。