―――「着たい服がある」4巻より
「生まれたときから能力は決まっていて
あとから変えることはできない」という思い込みや
「どうせ失敗するなら努力したくない」という気持ちによって
今の実力以下のことにしか手を出さない人がいるが、
そういう行動原理でいる限りほとんど実力は伸びない。
また、「今はまだ早い」と挑戦するまで時間を空ける人もいるが、
待っているだけで実力が上がることはないので
後回しにした分だけ努力しなければ意味がない。
何もせずに上がるのは年齢だけだし、
時間が経つほど高い成長を期待されるので
結局は実力との剥離が大きくなる。
実力を上げたいなら
「がんばればなんとかできるかも」ということに
常に挑戦し続けるべきだ。
ギリギリ届く高さを正しく見極める判断力と
挑戦に踏み切る勇気こそが成長につながる。