学校や保育施設など、守るべき弱者がいる場所では
不審者や侵入者を押さえ込む道具として
刺股(さすまた)が配備されていることが多い。
防犯訓練の中でもたびたび見かける道具なので
これを相手に押し付ければ対処できるだろうと思いがちだが、
いざ本気で襲ってこられるとそううまくいかないことが
非常によくわかる解説動画を見つけた。
考えてみれば相手の胴体の突進力を
刺股を握っている握力だけで支えるわけだから
1対1なら押し切られて当然だ。
腕でつかんで押し合った場合も
敵側は横方向に伸びた棒を両手でしっかり握れるので
どう考えてもパワー負けしてしまう。
ちょっとでも油断したらやられるという緊迫感と
殺意を持っている相手には
容赦すべきでないという覚悟が実感できる動画。
もともとCEDEC2021で観た
クリエイター向けの銃器の取り扱いの解説講座で知った会社だが、
リアルなノウハウがいろいろと知れて参考になった。