プチメタ3.0

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「アルバム復元パズル 空白の記憶と思い出の写真」をプレイしました

マンションの住民同士で協力する謎解きに非常に満足したあと、
今度はキットを使った自宅謎解きをやってみた。


リアル脱出ゲーム 感想その71
アルバム復元パズル 空白の記憶と思い出の写真




これはアルバムから剥がれ落ちてしまったすべての写真を
ページの書き込みなどから推理して
正しい位置に貼り直していく自宅用謎解き。


貼り付けにはノリではなくマスキングテープを使うようになっており、
場所を間違えてもすぐにやり直せるのが便利。
マスキングテープの量も相当に余裕があるので
何度間違えてもなくなる心配はいらないだろう。


キットに同梱された80枚ほどの写真は圧巻で、
どっさりと束になった中からページ内の状況に
ぴったりと当てはまるものを探していく感覚が非常に新鮮。
いかにも日常をとらえたそれらしい写真ばかりなのも素晴らしい。


見開きページが完成するとキーワードが手に入り、
LINEで入力すると断片的な記憶が再生されて
残りの写真を確定させるための新たなヒントや
世界観の全体像が明かされていく流れ。


アルバムの先頭から順にページを埋めていくのかと思いきや、
手がかりが足りなくてどうしても確定できない枠が残るため、
大胆にページをめくって写真が使えそうな場所を探し、
とにかく未確定の枚数を減らすことを優先する割り切りが必要。


写真に添えられていたであろう書き込みが
絶妙にミスリードを誘う内容になっており、
最初に想像していたイメージを「そういう意味か!」と
訂正する場面が何度もあって面白かった。


また、写真を確定させる方法が多岐にわたり、
いろいろな発想が求められるのも
他の謎解きでは味わえない感覚で気持ちよかった。
手元の写真がジワジワと減っていくので
完成に至る進捗具合を直接実感できるのよかった。


すべてを完成させたあとに
もうひと盛り上がりさせてくれるところは
いかにもSCRAPらしい造りだったが、
同じ展開でもっと恐ろしいストーリーにもできたはずで、
そういう意味では終盤の展開は刺激が弱かったように思う。




最終的には2時間ほどでクリアできたが、
謎解きというよりパズル色が強い作品なので
推理や理詰めで情報を探り寄せる作業が好きな人にオススメ。


マスキングテープで貼った写真を
すべて丁寧に剥がせば再プレイできなくはないが、
基本的には2800円で1度きりと考えた方がいいだろう。



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