ノマド、ノマドと持ち上げる騒ぎも徐々に落ち着き、
スターバックスでMac Book Airを広げるスタイルに
憧れていただけの人はずいぶん淘汰された頃だと思うが、
それでも会社勤めで嫌なことがあると
ふと独立したくなる気持ちを持ってしまう人はいるだろう。
そんな人向けの記事、
「自由なフリーランスに!と息巻く人に
刺しておきたい7つのクギ」
が面白い。
これはフリーターになりたがる学生にもそのまま言えるのだ。
就活時期が迫るにつれ、
やりたくない気持ちが募ったり社会に出たくない思いから
「しばらくバイトで食っていきます」と言い出す学生が毎年出てくる。
リスクを自覚した上で選んだ道なら本人の意思を尊重するが、
逃げ道として提案した案なら厳しすぎる。
保護者に支えられつつ学生生活の片手間に小遣い稼ぎする身分と違い、
アルバイトだけで生活していくのは相当にシビアだ。
逃げ道のつもりが過酷なジャングルに突入している可能性が高い。
学生の言いなりにその選択を認める保護者も多いが、
本当に本当に本当に、それでいいのか考えて欲しい。
バイトしながら落ち着いたら仕事を探す、というのが
本当にすんなり叶うと思っているのか。
1年後には次の世代が就職活動を始める。
2年後にはさらに次の世代が就職活動を始める。
就活現役世代は強い。ライバルとして強力だ。
それなら年齢や空白期間という弱点がない方が楽なのだ。
どうしても新卒での就職を避ける必要があるのか、よく考えよう。
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