年末年始を海外で過ごしたことを踏まえて
アメリカで感じた文化的な特徴を書いたが、
逆に、やっぱり日本の方が良いと感じたことを挙げてみる。
笑顔で対応、言葉がやわらかい
敵意がないことを示す手段がアメリカ人は会話、
日本人は笑顔、という違いなのだろうが、
どの店でも高い度合いで笑顔と親切が徹底され、
不安なときにぐっと気分が楽になる日本の店員は最高だ。
紙幣・硬貨がわかりやすい
カード払いを付き通せばいいのだが、
アメリカではいざ現金を使うとき、札だけでも
1ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルとあり、
ボロボロなものも多くて非常に扱いにくかった。
硬貨も銀色ばかりで似たような大きさばかり。
穴が空いているわけでもなく非常に見分けづらい。
(目立つ銅色は1セント硬貨なのであまり使う機会がない)
10セント硬貨には「DIME」、
25セント硬貨には「QUARTER DOLLAR」と書かれていて
「10」とか「25」とか書いてくれよ、と何度も思った。
日本のお金はわかりやすくてすごく便利だ。
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新幹線がある
サンフランシスコもロサンゼルスもラスベガスも
アメリカ西海岸にある都市だが、それでも数百キロの距離がある。
そのためいちいち飛行機を使って移動することになり、
そのたびにチェックインや荷物検査など結構な手間がかかる。
時刻通りに来てすぐ飛び乗れる新幹線がある日本は便利だ。
バスの時刻表がある
ロサンゼルスやラスベガスなど、
大きい都市なのに流しのタクシーがいない街がある。
そうなるとバスを使いたいことがあるのだが、
「20~30分ごと」というような曖昧な表記しかなく、
次のバスがいつ来るのかわからないのが面倒だった。
時刻表が提示されていてその通りに来る日本は便利だ。
自動販売機が豊富
アメリカでは自販機がめったになく、
ペットボトル1本が欲しいだけなのに
いちいち店に入って支払いをする手間が辛かった。
ちょっと歩くだけでそこらじゅうに自販機があって
しかも硬貨でも紙幣でも買えるなんて日本は最高に便利だ。
治安がいい
サンフランシスコでは都市部から離れるほど
治安が悪くなる、という単純なものではなく、
中心地に近くてもこの道は通らない方がいい、なんてことがあって
ホテルから全然離れていない距離なのに
どこが安全なのかいちいち気にするのが大変だった。
どの道をどの時間帯に歩いても安全で、
荷物を置いたまま料理を取りに行っても大丈夫なんて、
日本の街の安心感は素晴らしい。
おしぼりがある
手づかみで食べる機会が多い割に
おしぼりやウェットタオルが全然ないのは辛すぎる。
多くの店で手を綺麗に拭ける日本は気持ちがいい。
まとめ
海外と比較して日本が悪く言われるようなことも珍しくないが、
日本で普段当たり前に感じていることが
実は素晴らしく快適なことだった、ということを痛感した。
どちらの国がいい、というよりも
うまく長所を吸収できるといいのに、と心底思った。