プチメタ3.0

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勉強が苦手な学生向けの電子書籍が持つ致命的な欠陥

将来に悩む学生に伝えたい55のアドバイス


2冊目に出版したKindle本はその題名の通り、
「勉強が苦手な学生」に読んで欲しくて出したものだが、
今さらながら2つの致命的な問題点に気づいた。

勉強が苦手な人は本も読まない

本を読む人がみんな勉強ができるわけではないが、
勉強ができない人は本を読む習慣もないことが多い。
つまり、「勉強ができない人向けの本」というのは
生まれながらに矛盾を抱えているのだ。
越えるべき最初のハードルは
「本を買って最後まで読み切る」ことだった。

学生にとって電子書籍は買いにくい

データとしてダウンロードする電子書籍は
クレジットカードで購入するのが基本だが、
大半の学生がクレジットカードを持っていない。
Amazonを利用している学生は多くても
代金引換ばかりでカード決済ではないのだ。

カードがなくてもコンビニでAmazonギフト券を買えばいいのだが、
最低価格が1500円というところがハードルが高い。
クレジットカードを持っている人に現金を渡し、その金額分のギフト券を
自分のメール宛てに買ってもらう、などのやり方もあるが、
勉強が苦手な学生ほど、こういった工夫が苦手だ。

もっと電子書籍を読む学生が増えて欲しい

つまり、勉強が苦手な人が自主的に本を買い、
内容を読んで姿勢を改める、という流れはかなり絶望的だ。
電子書籍は専用の端末でなくても
スマートフォンやタブレットで読めることを
知らない学生も多かったりする。

世間でもまだまだ学生が電子書籍を読むことは少ないようだ。
学生が電子書籍をどんどん買うのが当たり前になれば
もう少し状況はよくなるかもしれない。

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