わからないところを教師に質問しなければ、
教師はあなたの現在レベルを把握できないのだから、
あなたは何も学べず、成長できない。
いつまでもごまかしきれるものではなく、
いずれ馬脚を現すことになる。
学習の第一歩は、自分の無知を認めることである。
―――「7つの習慣」より
集団教育において、教員が個々の理解度を把握するのは難しい。
テストや課題で実力を測ることはできるが、
毎時間の授業で実施するわけにはいかないので
チェックするとしても数ヶ月単位となり、
そこで理解の浅さが発覚しても取り返すのに苦労する。
いくら医者でも街で行き交う人の中から
病人を見抜くことができないのと同様、
理解していない学生を授業の中で教員が見つけることは困難だ。
つまりは病院と同じなのだ。
少しでも体調が悪ければ自分から出向いて診察を受ける。
早期発見、早期対処は勉強でも同様であり、
「もしかしたらわかっていないかも」と思った瞬間に
教員のもとへ出向くのがベストだ。
いろいろと言い訳を探して逃げても誰の得にもならない。