プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


リモートワークをやめる企業が増えている


ワクチン接種が進んだこともあってか
一時期ほどのコロナ騒ぎはなくなり、
感染状況のピークにはいろいろな企業で実施されていた在宅勤務も
ここへきて出社勤務へと戻す空気が強くなってきた。


リモートワークを実践しにくい業種に限らず、
海外も含めた大手企業がオフィス回帰の方針を出し始めている。







「在宅勤務の方が効率のいい仕事ができる」と主張する人も多いだろうが、
各個人の感覚だけで有用性を判断するのは間違いで、
在宅勤務のせいで仕事をサボる人や
能力が発揮できない人を計算に含める必要がある。


そしていろいろな会社が出社勤務を推奨し始めているということは
「在宅勤務で上がった生産性」より
「在宅勤務で下がった生産性」の方が大きかったということだろう。
つまり、在宅勤務の方ががんばれる人の成果が
在宅勤務になるとサボる人のマイナスに負けた
のだ。


全員が在宅勤務した場合と、全員が出社勤務した場合とで
後者の方が生産性が高いなら
出社を指示するのは経営判断として正しい。
「そんなに在宅勤務がよければ
 それに見合うだけの成果を全員が出せ」
ということなのだ。


なお、「成果が出せる人だけに在宅勤務を許可する」というのも難しく、
勤務形態の違いによる不公平感を押さえたり、
在宅を許可するかどうかの判定に手間がかかるので
そのせいでまた生産性が下がってしまう。




この問題は企業だけでなく学校でも同じで、
もし対面授業よりオンライン授業の方が学習効果が高く、
学生を登校させていた頃より成績が上がっているなら
どの学校もオンライン授業を継続するはずだ。


通学時間も不要で好きな環境を構築できるオンライン授業の方が
多くの学生にとって快適なのは間違いないのだが、
学生全体の平均で考えたときに習熟度が下がっているなら
学校として登校授業に舵を取るのは当然だろう。


私の実感で言えば、オンライン授業で成果が出せるのは
独学と自己管理ができるタイプだけだ。
それ以外の学生はオンライン環境になるとサボッたり、
話を聞いてなかったり、質問できなかったりして習熟度が下がる。


さらに、オンライン授業で成果が出せる学生は
対面授業でも成果が出せるのだが、
対面授業でしか成果が出せない学生は
オンライン授業になると一気に成績が落ちる。


結果、平均すると対面授業の方が成果が高くなるので
どの学校もできるだけ対面授業に戻そうと考える。
同時に、オンライン環境を理由に
学費を下げるようクレームを言う学生や保護者が出てくると
ますますオンライン授業を維持するのが難しくなる。


要するにリモートワークやオンライン授業が廃止されるのは
組織よりも人の方に原因がある。
世の中には特定の環境下でないと成果が出せない人が多すぎたのだ。



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