プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、自己成長や資産運用、ゲーム作りに関することなど。


ゲームを作るのも苦労するけど、プロモーションもすごく難しい


新作の謎解きブログを公開してから約1ヶ月、
脱出ゲームとして作り上げる過程も大変だったが、
知名度を上げるための広報活動にとにかく苦労している。


最近の市販ゲームでも毎日大量にリリースされる新作と
限られた可処分時間の奪い合いのせいで
ヒットさせるために多大な宣伝費が必要というが、
個人制作だとプロモーションに費用をかけることもできず、
どうやれば人気が出るのかわからない状態だ。


20年前に公開した「フロントライン」は100万ダウンロード、
同時期に公開した「ウゴツール」は50万ダウンロードを突破しているが、
ソフトの売り込みは当時より遥かに難しくなった印象。

ゲーム情報まとめサイトは絶滅寸前

freegame-mugen.jp

awplus.jp


スマートフォンもSteamもなかった時代は
インディーゲーム(フリーソフト)のダウンロードリンクを
まとめて掲載するようなポータルサイトがたくさんあったが、
今はほとんどがサイト閉鎖か更新停止状態になっている。


まだ生き残っているわずかなサイトにとりあえず登録したが、
こういうサイトを利用してパソコンゲームを探す人たちは
もうほとんどいないのかもしれない。


nazohiroba.com

nazo-juku.com


幸いにも謎解きや脱出ゲームをまとめるサイトが見つかったため、
こまめにせっせと登録作業をしている。
また、全国の謎解き情報をまとめているDiscordにも情報を投稿した。

SNS上でのシェアを促進

SNSでの宣伝活動は定番中の定番だが、
ゲーム開発者がよほどのインフルエンサーでない限り、
SNS上でちょっと宣伝した程度ではまず効果がない。


そうなるといろいろな人にシェアしてもらって
影響力の強い人に広まることを狙うしかない。



そこでゲームをクリアした人が
ボタン1つで画像と文章が投稿できるよう
SNSシェア用のリンクを用意している。


その際、ゲームのタイトルのハッシュタグも用意しているが、
まだゲームを知らない人に伝わる方が効果が高いので
#謎解き」「#脱出ゲーム」というジャンル全体のタグも付け足した。
ただし人気のあるタグは大量の投稿で流れやすいので一長一短。


togetter.com


クリア投稿はかなり効果があり、
感想も合わせて書き込んでくれる人が多いので
開発者としても一番モチベーションにつながっている。
(定期的にエゴサーチしてまとめサイトに追加している)


幸運を引き寄せてアクセス数が急増することもあるのだが、
1日も経てばその波は落ち着いてしまい、
バズらせることの難しさを痛感するばかりだ。

プレスリリースを送りまくる

少し前に初めてプレスリリースに挑戦し、
1作目の謎解きブログへのアクセスを大きく増やしたので
今回も同様にプレスリリースを送りまくった。


www.gamer.ne.jp


今回もGamerというニュースサイトに取り上げてもらえたのだが、
大きなアクセスにつながった前回と違い、
今回はごく限定された効果しかなかった。


その他のプレスリリースはほとんど不発で、
新作公開という意味では前回よりニュース性があるはずなのに
まったく手応えを感じない散々な結果だった。


何十通も送った上でほとんどが無視されるため
自分のプレスリリースが無価値だという確信が強まり、
精神的ダメージをジワジワと負って辛かった。

実況配信への期待

私の作品はどれでも好きに実況してもらっていいのだが、
最近は慎重派の人が多いらしく、実況はおろか
感想の投稿さえも許可が明言されていないと躊躇するらしい。
そこで前作同様に実況に制限がないことを明文化し、
VTuberのコミュニティサイトにも実況募集のニュースを載せた




幸いにも実況してくれる人が何人か出てきており、
プレイ中のユーザーを観察して喜ぶとともに
その様子を見て新しいネタをいくつかひらめいたので
アップデート要素として反映した。

クリエイター向けハッシュタグ企画に参加

私自身がインフルエンサーでない以上、
SNSでの宣伝効果を高めるには
自分の身内の外に情報を広げる必要がある。


同じようなことを考えるクリエイターがいるようで、
制作物に関する話題を共通のハッシュタグで投稿する提案が
ちょくちょく見つかるので、それらにもこまめに参加する。



こういうのは会社組織ではなく
個人クリエイターだからこそできる支え合いで、
互いのユーザーを呼び込み合うことで
馴染みの薄いジャンルをプレイしてもらう機会にもなるだろう。

まとめ

現時点で公開1ヶ月、プレイ人数は5千人あまりだ。
単純計算なら1日160人ほどが遊んでいることになるが、
人気には非常に波があり、すでに公開直後ほどの勢いはない。


前作は公開3ヶ月で1万人を突破したが、
そこからさらに1万人を超えるのに4年以上もかかっている。


現在、謎解き好きは全国に500万人ほどいるらしいので、
とりあえずその1%である5万人を一旦の目標にしたいが、
ゲームの人気を集めるのは本当に難しくて、作る作業より苦労している。

総アクセス数