プチメタ3.0

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英語力アップにはまず文法から!



英語がうまくなりたいと考える社会人は多いが、
まず何からやればいいのかわからない、という問題にぶつかる。

英語に関するスキルには

 1.読む力(reading)
 2.聴く力(listening)
 3.書く力(writing)
 4.話す力(speaking)


と4種類あり、漠然と「英語を上達させたい」と考えるのはよくない。

よく話題に挙がるTOEICテスト
上記のうち1と2のみを判定するものなので
「TOEICが高得点なら英語が話せる」わけではない。
(ちなみに、3と4を測るTOEIC SWテストというのもある)

日本語を完璧に理解している我々日本人でも
話し下手や人見知りな人がいるのと同様で、
言語として英語を理解していても
英会話が下手な人がいるのは当然なのだ。
そのため、TOEICが高得点なのに英語が使えない問題が生まれる。

ただし、TOEICの勉強によって上達する部分もあるし、
具体的な点数で実力がチェックできる点は便利。

4種類いずれのスキルを伸ばしたい場合でも
まず重要なのは中学レベルの文法だ。
文法自体も奥が深く、細かいルールや例外まで含めるとキリがないが、
中学で習う英文法はあくまで最低限のルールで
疑問文や命令文、過去形などの基本が学べる最高の内容。

「子供は文法抜きにしゃべれてるじゃないか」というのは乱暴な理屈で、
起きている間ずっと周囲から言葉を浴びせられ、
シチュエーション別にその都度、大人から説明されながら
数年かけて習得していく子供と同じ方法では効率が悪すぎるのだ。

というわけで、英語勉強を思い立った社会人は
まず中学英語の文法の復習から始めよう。

つづく

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