プチメタ3.0

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英会話教室での上達率は同席者の平均レベル次第

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英語力を上げたくて英会話教室に通っている人も多いだろうが、
英文法に関してはわざわざネイティブの外国人から習わなくても
教える能力に長けた日本人に教わるか、
本を使って独学で勉強する方が遥かに効率がいい。

そのため、ネイティブをウリにする教室に通うなら
中学英文法をあらかじめ身に付けておかないともったいない。

ネイティブとの会話が効果的なのは
「文法的には正しいが不自然な言い回し」を指摘してもらったり、
日本語に変換する暇なく英語のまま会話する速度を体験したり、
生の英語を聴き取る実地訓練ができるからだろう。
会話が成り立たないほどの英語力だと
ネイティブとの会話の場が活かされないまま終わってしまう。

ちなみに、英会話をこなすことで英語力は徐々に成長していくが、
思うに、同席者の平均レベルに近づいていくイメージだ。

仮にネイティブの先生の英語力を100、自分が20だとすると
2人の平均である60に近づいていく。
じゃあ60までしか伸びないかというと、
自分が60まで成長すると2人の平均は80になるので、
今度は80まで伸びるのだ。
徐々に成長の度合いが緩やかになっていくが、
時間に応じて限りなく平均に近づいていく。

ただ、自分と同じレベルの受講者がもうひとり会話に参加していると、
(20+20+100)÷3で平均が47に下がってしまう。
平均が60だったマンツーマン状態に比べて
時間に対する成長が落ちるのは当然だろう。

最悪なのは受講者同士での会話練習を頻繁に行う教室で、
英語力が同じ日本人で英会話をしても何も成長しないし、
一方が高い英語力を持っているとそちらが割を食う。
そのため、自分より大きく英語力が上回る人と
たくさん話せる教室にしないと効率が悪いのだ。
私が最初に選んだ英会話教室はこれで失敗し、3回通って辞めた。

英語を鍛えるなら勉強時間や作業量だけでなく
効率を意識しないと、なかなか成長しなくて挫折する。

つづく

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