プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


「7人の乗客の奇妙な1日<神戸編>」をプレイしました

先日紹介した阪神電車の謎解きイベントについて
最初に挑戦した序章編につづき、
神戸編もプレイしてみた。


リアル脱出ゲーム 感想その15
7人の乗客の奇妙な1日<神戸編>


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www.team-zepet.com


これは神戸~大阪間を走る阪神電車を題材にした謎解きで、
駅とその周辺を行き来しながら解いていくもの。
「神戸編」は3部構成のうちの2作目となる。


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最初に阪神電車の梅田駅、尼崎駅、甲子園駅、
御影駅、神戸三宮駅、新開地駅のどこかに行き、
駅長室で謎解きキット(2000円)を買う。


ゲーム内容は独立しているので
序章編をプレイしていなくても問題はない。
また、今回のキットには1日乗車券が付いてくるので
電車の乗り降りに伴う新たな交通費は必要ない。


LINE

LINE

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  • ソーシャルネットワーキング
  • 無料

序章編と同様に、謎解き中はスマホのLINEを使って
登場人物と会話しながら進めていく。
特定のキーワードに自動返答するだけの仕組みだが、
不思議と複数の人物と連絡し合っている気分になる。


謎が解けると次に向かうべき駅がわかる仕組みで、
クリアまでには結構な回数の電車移動が必要。
駅周辺を歩く距離もそれなりに長いので
丸1日を費やすつもりで取り組む方がいい。


また、途中でとある施設に立ち寄る必要があるが、
16時までしか入れないので要注意(入場は無料)。
入れなかったときの救済措置が用意されているとはいえ、
できればプレイ時間をうまく調整したいところ。


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無料だった序章編ですらなかなかのボリュームだったが、
神戸編はその何倍もある濃い内容で、
休憩を挟みつつもクリアまでは6時間もかかった。
さらに1時間ほどのボーナスステージまで用意されている。


LINEを通してヒントをもらえるのだが、
すでにわかっている内容ばかりで肝心な情報が出てこず、
結局すべて自力で解くことになった。
うまくひらめかなければ手詰まりになるところだった。


終盤になるとひとつの謎にじっくり取り組む必要があるが、
あまり栄えていない地域が多いのか、
休憩できそうな店がうまく見つからなくて苦労する場面があった。


日差しが強い夏場ということもあって大変だったが、
地域ごとの特徴をうまく活かした謎ばかりで
なんとか解き切ったときにはかなりの達成感を感じた。


序章編でまず雰囲気を確かめ、
それに満足した人はぜひチャレンジして欲しい。



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nightschool.hateblo.jp

「7人の乗客の奇妙な1日<序章編>」をプレイしました

先日プレイした神戸での謎解きが非常に満足できたので、
同じくフラップゼロαが企画した別のイベントにも挑戦してみた。


リアル脱出ゲーム 感想その14
7人の乗客の奇妙な1日<序章編>


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www.team-zepet.com


これは神戸~大阪間を結ぶ複数の鉄道のうち、
阪神電車を題材にした移動型謎解きゲームで、
駅とその周辺を行き来しながら解いていくもの。


「序章編」「神戸編」「大阪編」と
全部で3部構成になっているが、
なんと序章編は無料でプレイすることができる


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謎解きキットは阪神電車の駅にある
いろいろなチラシの入ったラックに置かれているので、
それをもらってくるだけでプレイ可能。


序章編には2つのルートが用意されていて、
神戸三宮駅か尼崎駅のどちらかを選んでスタートする。


LINE

LINE

  • LINE Corporation
  • ソーシャルネットワーキング
  • 無料

プレイ中はスマホのLINEを使って
登場人物と会話しながら進めていく。
ストーリー進行や謎解きの作業に
LINEを使っているのは非常にいいアイデアだと感じた。


時間制限がないので気楽にプレイできるし、
序章編はスタートとなる駅と合わせて
2つの駅しか絡まないため、
移動の手間や交通費もそれほどかからない。


練習問題的にあっさり終わるかと思いきや、
非常にたっぷりと遊べる内容で、
クリアまで2~3時間はかかるレベル。
無料配布のキットでこれほど楽しめるのは驚くばかり。


実は同じ日に神戸編まで一気にプレイしたのだが、
序章編をはるかに超えるボリュームでクタクタになったので、
各パートは日を分けて挑戦した方が無難だ。


無料とは思えないしっかりした密度とクオリティで、
阪神沿線に来れるならもれなく参加すべきイベント。
謎解きが未経験の人にもぜひ挑戦して欲しい。


謎解き界隈ではSCRAPばかりが有名だが、
フラップゼロαの企画する謎解きは完成度が高く、
今後も注目していきたい。



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「ある大劇場からの脱出」をプレイしました

ドラゴンボールの街歩き謎解きから2ヶ月、
今度は劇場内での脱出ゲームに挑戦した。


リアル脱出ゲーム 感想その13
ある大劇場からの脱出


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www.flapzero-bosai.com


このイベントは神戸の中心街にある
神戸国際会館の劇場を舞台に
ホール内を移動しながら解いていくタイプの脱出ゲーム。


今回の企画運営は謎解き関係で有名なSCRAPではなく
フラップゼロαという聞き慣れない団体なので不安を感じていたが、
結論から行くと大満足の内容だった。


最初に入館証と封筒をもらって客席に座り、
今回のストーリーが演劇として語られる。
子供が怖がらない程度に笑いを織り交ぜた設定と雰囲気で、
その後、70分の謎解きがスタート。


公式サイトでは3人未満の参加者は
他のグループと合体すると書かれていたが、
特にグループごとの人数をチェックしている様子はなく、
それぞれが身内だけでプレイしているようだった。


2000人以上が入れる大ホールの中を
ロビーや3階まである客席を移動しながら解いていくが、
3階と言いつつ6フロア分ぐらいあるので
階段の上り下りだけでかなりの運動。


問題が解けていないのに
他のグループについていくのを防止するためか、
目的地に至る通路には答えをチェックするスタッフが用意されている。


ヒントがやや親切すぎるようにも思えたが、
中学生ぐらいでも適度に達成感を味わえる内容だし、
劇場という舞台を非常にうまく活かした謎ばかりで
謎解きのクオリティはかなり優秀で感心した。


一般的なリアル脱出ゲームは時間制限が厳しすぎて
よほどうまく立ち回らないと最後まで間に合わないことが多いが、
今回のイベントは時間にかなり余裕があってありがたかった。
時間があるにもかかわらず問題が解けなければ
自分の知恵が足りなかったのだと素直に反省することができる。


後半になるとなかなかの歯ごたえのある謎になるし、
時間切れのあとも丁寧な解説と
エンディングとなる劇が披露されるので
2時間があっという間に感じるほど楽しめた。


この完成度で参加費がたった1000円というのも驚きで、
2500円ぐらいでもまったく問題ないだろうし、
限定2日間と言わず
定期的に開催して欲しい満足度だった。



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オンラインで謎解き能力を測定できる「謎検」を受けてみた


www.nazoken.com


これまでいろいろなリアル脱出ゲームを経験してきたが、
謎解きイベントの企画で有名な
SCRAPが主催する「謎解き能力検定」を受けてみた。

自宅から受けられるインターネット試験

受検料は3200円。
自宅のスマートフォンやパソコンを使い、
インターネット上で受検することができる。


受検日は2日間に固定されているので
その期間内の好きな時間に受ける必要がある。



また、なぜかブラウザがGoogle Chromeに限定されているが、
iPhoneやMacの標準ブラウザであるSafariぐらいは許して欲しかった。

100問を60分で解いていく

実施回ごとに少しずつ形式が異なるようだが、
第5回となる今回は60分で100問を解き、
1問1点で100点満点で評価される


受検級の選択はなく、全員が同じ試験を受けるが、
60~69点だと3級、50~59点だと4級のように
点数によって認定される合格級が変わるようになっている。


単純計算で1問あたり36秒しかないので、
いかに解法をひらめいて数をこなすかが勝負となる。

メモ用紙は必須

多くの問題で情報を書き留める必要があるので
自由に記入できるメモ用紙を用意した方がいい。
結局、今回の試験ではA4用紙4枚に書き殴った。

調べものをする端末があった方がいい

問題によっては解き方がわかっても
答えに必要な漢字や英語のスペルがわからないことがあるので
受検マシン以外にスマートフォンなどを用意しておく方がいい。


調べながら解答する行為については許可されていることが
公式サイトのFAQに記載されている。

問題を行き来することができる

試験中は全問題を行き来することができるし、
解き方がわからない問題に「後で解く」マークが付けて
一旦飛ばすこともできる。


解答済みかどうかに関わらず
問題を何度でも見直せるのは便利。

とにかく時間が足りない

問題を読んだ瞬間、数秒で解答できるものもあったが、
1問あたり36秒という時間だと
少しでも悩むと全問を解ききれなくなる。


解法がまったくひらめかないものや、
意味がわかっても解くのに時間がかかるものはどんどん後回しにしたが、
それでもまともに答えられたのは80問ほどだった。

結果発表は受検期間の翌日

2日間の受検期間が終わると
その翌日正午には結果と解答が発表される。


気になる採点結果がすぐにわかるだけでなく、
すべての問題と正答を確認できるのは便利。

短時間でどれだけこなせるかがカギ

結果、69問正解で「3級」という不甲斐ない結果になった。




各能力はAランクと悪くないようだが、
解けた回答数が少なかったのかもしれない。
かなりハイペースでこなした実感があったが、
上級を目指すにはもっとスピードとひらめきが必要そうだ。

まとめ

やや腑に落ちない問題もあったが、
謎解きやリアル脱出ゲームが好きな人なら
自分の謎解き力を客観的に測る機会になる。


reblog.hateblo.jp


過去の出題内容を掲載した問題集も発売されているので、
興味がある人は書籍で雰囲気を感じることもできる。

「地球人消滅からの超脱出」をプレイしました

美術館での謎解きの記憶がまだ残る中、
今度は「ドラゴンボール超(スーパー)」を題材にした
街歩きタイプの謎解きに挑戦した。


リアル脱出ゲーム 感想その12
地球人消滅からの超脱出


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realdgame.jp


この企画は全国各地で同時開催されているが、
今回は大阪でプレイすることにした。


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最初にゲームキットを買うためにナゾビルに出向く必要があるが、
大阪ナゾビルは下北沢と違い、
非常に地味な雰囲気で見つけにくかった。


また、JR線の最寄りである新今宮駅あたりは
下町感が強くてかなり空気が悪くなり、
プレイする前から妙な緊張感を味わうことになる。
(アニメイト周辺まで来ると急に安心できる雰囲気になる)


チケットは前売り券が2400円、当日券が2900円だが、
なぜかキットの引き渡し時間が区切られており、
前売りで買った場合もあらかじめ
引き取り時間を指定する必要がある。
自由なプレイ時間がウリの街歩きで
最初に時間が拘束されるのは残念。


今回は主にスマートフォンを使ってプレイする形式で、
参加者ごとに固有のURLが渡され、
問題を解いていくとストーリーが進んでいくようになっている。


その中で「ドラゴンボール」の世界観やキャラクターが登場するが、
謎解きにはほとんど無関係なので
マンガやアニメを知らなくてもほとんど問題ない。


専用のWebサイト上でプレイする形なので
何かのアプリをインストールする必要はないが、
セリフ表示やミニゲームが動作するせいかバッテリー消費が激しいので
モバイルバッテリーも持っておいた方がいい。


謎解きの大半はスマートフォンの画面に表示されるため、
目指すべき目的地が指示される場面では
地図アプリと切り替えながら見比べないといけないので
常にスマートフォンを使う形式はやや面倒に感じた。


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また、大阪版の舞台となる日本橋近辺は
飲食店は立ち食いやファーストフード系ばかりで
謎解きのためにゆっくり休憩する場所が見つからないので、
街歩きタイプの開催地としては不向きに思えた。


肝心の謎解きだが、スマートフォンを中心に展開されるためか
ゲームキットを利用した問題が少なく、
指示された目的地に着けばすぐに解けてしまうものや
SPI試験のようなミニゲームをやらされるばかりで
驚きを感じさせてくれる内容がほとんどなかったのが残念。


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最終的にクリアした画面を
チケットを購入したナゾビルまで持っていくと
成績に応じた認定証をもらうことができる。


最後まで自力でクリアできたものの
「斬新な発想の問題を解ききった」という達成感が感じられなかった。
これまでプレイしたリアル脱出ゲームと比べると
かなり満足度が低く、手応えも面白さも足りなかった。



無料でプレイできるオンライン謎解き公開中
nightschool.hateblo.jp

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