プチメタ3.0

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学校裏サイトでイジメられた娘を救った父親の話

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学校裏サイト経験談3部作。

あっさり読めるが、自分に関わる人がこういった状況になると
やはり同じようなことぐらいしかできないだろうなぁ。

ただ、この話でスゴイのは最後で出てくる娘の考え方だ。
ネタバレになってしまうが、
「ネットで書かれている悪口とか批判は
 飲み会でのくだらない話と同じようなもの」
というあたり。

なんと達観した意見なのだ。
非常に鋭く、相当高い視点でないと持てない捉え方。

確かにその通りなのだ。
「酒の席での言動について
 いちいち目くじら立てても仕方がない。
 ダラダラと愚痴を言い合う雰囲気が楽しく、
 普段は普段できっちりとした態度に戻る」
ということは社会人であればかなりの人が理解していることだが、
匿名で騒ぎ立ててる程度のネット掲示板も
まさにその程度に捉えるべきなのだ。

そう考えれば悪口を言われようと文句が書かれてようと
一歩離れた場所から冷静を保つことができる。
その場でいかに鋭い批判、悪質な意見が出てこようと
酒の席で言っている限り、それまでなのだ。

表立った場所でのきっちりした意見でない限り、
陰口、愚痴の域を超えないわけで、
そんな内容にいちいち振り回されるのはバカらしい。

高校生でここまでの考え方ができるのは素晴らしいな。
いじめの被害者に対して周囲の人間がこんなことを言っても
「自分がやられていないからそんな簡単に言えるんだ」と
思われるだけかもしれないが、
今回の事件では当人がこの考えを持っているから何より救われる。

「ネット上に匿名で書かれているような罵詈雑言は
 すべて酔っ払いたちの発言だと思え」
こう考える人には悪口が効かないのだ。これぞ究極。

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