「名探偵コナン」の劇場版アニメとして
1998年に公開された「14番目の標的(ターゲット)」、
トランプの数字が指し示す人物が
13から順に狙われているんだと明かされる。
最初の被害者である目暮警部は
名前が「十三(じゅうぞう)」であり、
これが「13」を意味するのだという話。
この推理は問題なく納得できる。
しかし、次の犠牲者は「妃(きさき)」という名字が
英語で「クイーン」を意味するので
トランプの「12」を表すという理屈。
すでに2人目からキッツキツ。
「11」はどうするのかと思ったら、
博士の「士」を分解してしまう強引ぶり。
ここからはもう数字を見つけ出すパズルみたいなもので、
辻という名字は「十(10)」が含まれているし、
旭には「九(9)」が入っているし、
「公」は「八(8)」を表していると主張してくる。
かと思いきや7は急に読み方で攻めてきたり。
「奈」には「二」も「三」も「八」も入っているように思うのだが。
4を表す外国人などはもう無茶の極み。
殺す方も推理する方もホント大変だ。