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【謎解き感想】人狼潜む7人の音声議事録

テレビゲームと謎解きを融合した企画にはあまり満足できなかったため、
口直しにキットを使った自宅謎解きをプレイしてみた。


リアル脱出ゲーム 感想その79
人狼潜む7人の音声議事録



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これは2800円で買えるキットを使って自宅で挑戦する謎解きで、
パーティゲームの「人狼」の設定をベースに
8人が暮らすアパートの中で
人狼に取り憑かれた住民が誰かなのを突き止めていくもの。


住民同士の会議を録音したボイスレコーダーに見立てたスマホと
アパート内で通信するためのシステムに見立てたパソコンの2台を用意して
世界観に没入することが推奨されているが、
実際にやってみた限りではどちらか1台でもほとんど変わらない。


謎解きらしい問題は序盤の部分だけだが、
ここもいろいろとアイデアが効いていて非常に面白かった。
それ以降は音声を聞きながら全体像をつかんでいく
ミステリーとしての要素が中心となる。


いくつかの音声データだけを渡された状態だけで
人狼と思われる住民の名前を入力するよう指示されるので
「もうこれ段階で犯人がわかるの?」と
普段の謎解きとは異なる感覚に結構戸惑った。


実はそこまで複雑な事件ではないのだが、
情報をまとめるためのキャラクターシートや
アパートの見取り図が用意されているのと
絶妙にミスリードさせる展開のおかげで、
手軽にミステリーの真相を暴いていく気分に浸らせてくれる。


音声だけとはいえキャラごとの個性がハッキリしているので、
手元のプロフィールや見取り図を見ながら聞いていると
現場の様子が思い浮かんできて
ラジオドラマのような独特の味わいを感じた。




最終的には2時間ほどでクリアしたが、
「人狼」に詳しくなくてもそれらしい面白さが味わえる展開と
殺人事件なのに割とほんわかした世界観で
それなりに楽しむことができた。



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