プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


ぶっつけ本番で日本語検定を受けたらギリギリ落ちた

f:id:IKUSHIMA:20211222162650j:plain
www.nihongokentei.jp


普段それなりに本を読んでいるし、文章を書く習慣もあるので
まったく勉強しない状態でどこまで勝負できるかと思って
日本語検定の2級に挑戦してみた。

日本語能力試験が受検できなかった

きっかけは日本語能力試験だ。


この資格は留学生などが自分の日本語の習得具合を示すためのもので、
私の教え子もN1やN2あたりを持っているのだが、
それぞれがどの程度の難易度なのかがわからなかったし、
試験そのものの雰囲気も見ておきたかったので
試しに受検してみようと考えた。



f:id:IKUSHIMA:20211223091300j:plain


しかし公式サイトには
「日本語を母語としない人が対象」という記述があり、
実際に検定協会にも問い合わせてみたが
私の目的では認められないということだった。


受験料を払って真面目に受けるだけなのに
なぜ認められないか腑に落ちないが、
受けられないというならどうしようもない。
(合格率や平均点の精度が下がるというなら
 除外のチェックを付けて欲しい)


せっかくの意欲が消化不良になったのだが、
そのときにたまたま似た名前の「日本語検定」を見つけた。

日本語検定は日本人でも難しい

f:id:IKUSHIMA:20211223091613j:plain


名前は似ていても日本語検定はガラリと雰囲気が違い、
国語の授業で出てくるような問題ばかり。


たとえば公式サイトの例題(2級)には
喧伝、昵懇、峨峨、轟轟、渾渾、汲汲などという
日本人でも普段使わないような単語が頻出する。


3級の例題は苦労せず解けそうなレベルだったので
せっかくならと2級に申し込むことにした。

記述式のペーパーテスト

試験当日、会場に集まってくる受検者はかなり年齢層が高く、
平均的には50~60代ぐらいの印象。


選択問題が多かったのでマークシートかと思っていたが、
それらも含めてすべて記述式になっていた。
とはいえ60分の試験時間で見直しできるぐらいの余裕があったし、
問題用紙に書き込むことも許可されているので
TOEICに比べると圧倒的に楽だった。


ただ、わからない言葉はいくら考えてもどうしようもなく、
あっさりと解けたものと詰まったものの差が大きかった。

2級合格は届かず、準2級判定

試験の数日後に公開される解答速報もチェックすると
思ったよりも正解できていたのだが、
配点がわからないので合否は不明。



f:id:IKUSHIMA:20211222164622j:plain


落ち着かない思いで1ヶ月ほど待ち、
郵送で送られてきた丁寧な個人カルテを開くと
結果は2級合格に届かず、準2級判定だった。


敬語や言い回しなどは日頃の知識で解けたが、
普段、見聞きしないような単語は歯が立たなかった。



f:id:IKUSHIMA:20211222164257j:plain


準2級でも立派な認定証が届いたのは良心的。


日本語検定は年2回しか開催されないので
リベンジには時間がかかりそうだが、
割と刺激になって面白かった。

ひたすら怖いサイコパス映画 厳選10本


毎日のようにいろいろなジャンルの映画を観ているが、
ホラー映画はとにかく当たりハズレが大きく、
大半の作品はイマイチなのだが、その中にたまに傑作がある。


ホラーといえば殺人鬼やモンスターを連想するが、
私が好きなのはサイコパスものだ。
結局のところ、狂気に陥った人間が一番怖い。


次々と人を襲う殺人鬼も異常者には違いなく、
何をもって「サイコパス」と呼ぶかは難しいところだが、
絶妙に社会に溶け込んでいて
周囲に警戒心を抱かせない人間だと定義したい。


そんなサイコパス映画の中から
後悔させない10本を厳選してみた。
(ある意味では観たことを後悔するかも)

ミザリー

reblog.hateblo.jp

サイコパス映画と言われて
一番最初に思いつくのは「ミザリー」だ。


雪山で事故を起こした人気作家を親切に助けてくれた女性が
徐々に露わにしていく狂気が最高に怖い。
血はほとんど出ないのに最初から最後までずっと怖い。

エスター

reblog.hateblo.jp

「ミザリー」が出たら「エスター」も忘れてはいけない。


孤児院から引き取られた礼儀正しい少女が
徐々に家庭を破壊していく様子が怖すぎる。
「ミザリー」が好きなら「エスター」を、
「エスター」が好きなら「ミザリー」を観て欲しい。

冷たい熱帯魚

reblog.hateblo.jp

グチャグチャのスプラッターシーンを伴うサイコパス映画なら
冷たい熱帯魚」が強烈も強烈。


たまたま関わった人が垣間見せる強引な部分が
徐々に押し広げられて巻き込まれていく恐怖。
出てくる人物全員がイカれているのだが、
これが実際の事件をベースにしているというところが一番怖い。

ナイトクローラー

reblog.hateblo.jp

自分の欲求を満たすためならどんな犠牲が出ても構わないという
異常性を味わえるのが「ナイトクローラー」だ。


才能と行動力にあふれた人間が
倫理を失って暴走していくのが恐すぎる。

悪の教典

reblog.hateblo.jp

周囲に警戒されないどころか、むしろ評判の高い人物が
実は異常性を隠しているというのが「悪の教典」。


男女問わず生徒に大人気で
職員や保護者からの信頼も厚い高校教師が
めちゃくちゃ狂暴な一面を秘めているところが怖い。

告白

reblog.hateblo.jp

同じく教師の異常な行動を題材にしているのが「告白」だ。


娘を失う要因となった生徒に復讐するため
担任教師が淡々と告白した内容からクラスが大混乱になるのが怖い。
中学生たちを容赦なく追い詰めていく展開で、
ホラーとしてもサスペンスとしても優秀。

ウィラード

reblog.hateblo.jp

知名度は低いが、「ウィラード」もインパクトは強烈だ。


家でも職場でも抑圧され続けた気弱な男性が
大量のネズミを使って鬱憤(うっぷん)を晴らそうとするが、
とんでもない数のネズミは見ているだけで怖いし、
どんどん暴走していくハラハラ感もたまらない。

ストーカー

reblog.hateblo.jp

生活に密着した店員が
異常な側面を持つという恐怖を描いた「ストーカー」。


写真現像店の冴えないスタッフが
実は特定の客の写真をコレクションしているのだが、
微妙に距離感がズレた言動が怖い。
身近な店員が信用できなくなるホラー。

スリーピング タイト 白肌の美女の異常な夜

reblog.hateblo.jp

管理人が信用できなくなるのが「スリーピング タイト」。


ホレ込んだ女性の部屋に合鍵で入って
ベッドの下にじっと隠れているのが怖すぎる。
そんな彼を見ているうちに
見つからないように祈ってしまう自分が怖すぎる。

キャラクター

reblog.hateblo.jp

ここ最近で傑作だったのが「キャラクター」。


作品作りに行き詰まったからといって
惨殺事件をマンガに描いてしまう漫画家もヤバいし、
それを読んでファンになってしまう殺人鬼もヤバい。

有能な社員には攻撃型と防御型の2種類のタイプがいる


一緒に仕事をしている人に対して
「この人、優秀だな」と感じることがあるが、
有能と一口に言っても
攻撃型と防御型の2種類のタイプがいるように思う。

勢いのある決断力と説得力にあふれた「攻撃型」

どんな状況においても冷静で
最適な結果に向かうための決断が早くて正確。
自分の意見を認めさせる説得力のある説明ができて
周囲の人間に前進する力を与えるリーダータイプ


成果を出すときもトラブルが起きたときも
とにかくこの人に指示を仰げば安心できて、
実際、高い確率で最善の結果にたどり着く。


個人的な好き嫌いや見栄を捨てて
自分に求められていることを素早く理解し、
期待に対して確実なリターンを返してくれる人。


組織をグイグイ引っ張っていくなら
このタイプの人が向いているだろう。

トラブルを防ぎ、確実に作業をこなす「防御型」

必要な作業を確実にリストアップし、
効率よく済ませるための予定を立てる。
同時に、関係する部署やメンバーに根回しをして
トラブルを起こさずに物事を完了させるサポートタイプ


やるべき作業の洗い出しが完璧で抜けがなく、
面倒くさそうな事務仕事であっても
想定した期限より圧倒的に早く仕上げることができる。


敵を作らない言動が身に付いていて
いろいろな不都合をうまく納得させる政治力を持ち、
組織の結束力を固めることができる人。


いろいろなトラブルを未然に防ぎ、
物事の成功率を上げてくれる存在だ。

組織にはどちらのタイプも必要

組織の上に立つなら攻撃型の人間だ。


防御型の人がリーダーになると
周囲の顔色をうかがうばかりで
ズバッと決断できないことが多くなり、
上司としての信頼感がなくなるし、
チームが向かう方向があやふやになる。


反面、そんなリーダーの近くには防御型の人間が必須で、
手間のかかる作業をどんどん片づけ、
障害になりそうな人たちの同意を取り付けることで
組織は安心して前に進むことができる。


ごく稀に2つの素養を兼ね備えた「万能型」がいるが、
だからといって両方の役割を任せようとすると
オーバーワークになって潰れてしまうので、
どちらを担当して欲しいかは明確にすべきだ。


攻撃型1人に対して
防御型2人がサポートする、ぐらいのバランスが
組織の前進力が最大になるように思う。



mclover.hateblo.jp

mclover.hateblo.jp

mclover.hateblo.jp

オンライン環境で仕事や勉強ができる人はそれほど多くない


ワクチン接種が進んだこともあってか
一時期ほどのコロナ騒ぎはなくなり、
感染状況のピークにはいろいろな企業で実施されていた在宅勤務も
ここへきて出社勤務へと戻す空気が強くなってきた。


リモートワークを実践しにくい業種に限らず、
海外も含めた大手企業がオフィス回帰の方針を出し始めている。







「在宅勤務の方が効率のいい仕事ができる」と主張する人も多いだろうが、
各個人の感覚だけで有用性を判断するのは間違いで、
在宅勤務のせいで仕事をサボる人や
能力が発揮できない人を計算に含める必要がある。


そしていろいろな会社が出社勤務を推奨し始めているということは
「在宅勤務で上がった生産性」より
「在宅勤務で下がった生産性」の方が大きかったということだろう。
つまり、「在宅勤務の方ががんばれる人の成果」が
「在宅勤務になるとサボる人のマイナス」に負けた
のだ。


全員が在宅勤務した場合と、全員が出社勤務した場合とで
後者の方が生産性が高いなら
出社を指示するのは経営判断として正しい。
「そんなに在宅勤務がよければ
 それに見合うだけの成果を全員が出せ」
ということなのだ。


なお、「成果が出せる人だけに在宅勤務を許可する」というのも難しく、
勤務形態の違いによる不公平感を押さえたり、
在宅を許可するかどうかの判定に手間がかかるので
そのせいでまた生産性が下がってしまう。




この問題は企業だけでなく学校でも同じで、
もし対面授業よりオンライン授業の方が学習効果が高く、
学生を登校させていた頃より成績が上がっているなら
どの学校もオンライン授業を継続するはずだ。


通学時間も不要で好きな環境を構築できるオンライン授業の方が
多くの学生にとって快適なのは間違いないのだが、
学生全体の平均で考えたときに習熟度が下がっているなら
学校として登校授業に舵を取るのは当然だろう。


私の実感で言えば、オンライン授業で成果が出せるのは
独学と自己管理ができるタイプだけ
だ。
それ以外の学生はオンライン環境になるとサボッたり、
話を聞いてなかったり、質問できなかったりして習熟度が下がる。


さらに、オンライン授業で成果が出せる学生は
対面授業でも成果が出せるのだが、
対面授業でしか成果が出せない学生は
オンライン授業になると一気に成績が落ちる


結果、平均すると対面授業の方が成果が高くなるので
どの学校もできるだけ対面授業に戻そうと考える。
同時に、オンライン環境を理由に
学費を下げるようクレームを言う学生や保護者が出てくると
ますますオンライン授業を維持するのが難しくなる。


要するにリモートワークやオンライン授業が廃止されるのは
組織よりも人の方に原因がある。
世の中には特定の環境下でないと成果が出せない人が多すぎたのだ。



mclover.hateblo.jp

YouTubeのプレミアム会員にならずにiPhoneでバックグラウンド再生する方法

f:id:IKUSHIMA:20211213180346j:plain


YouTubeには「YouTube Premium」という有料会員プランがあり、
広告をなくす上に、別のアプリを使っているときや
iPhoneのスリープ中にもバックグラウンド再生ができるようになるが、
月額1000円以上となかなかの値段なので
ずっと二の足を踏んでいた。


動画をまともに観るときはともかく、
解説内容を聞くだけで映像を観る必要がないものは
バックグラウンド再生で聞き流したいのに
有料プランに加入していないアカウントでは
YouTubeアプリを閉じた瞬間に動画が止まってしまうのだ。


やむを得ず、動画を流したiPhoneを
スリープにしないままポケットに入れて聞いていたが、
それを一気に解決してくれる「Vinegar」というアプリを見つけた。



Vinegar - Tube Cleaner

Vinegar - Tube Cleaner

  • And a Dinosaur
  • ユーティリティ
  • ¥250

250円の有料アプリだが、1度の課金で済むので
YouTubeの有料会員よりよほど安く済む。



f:id:IKUSHIMA:20211213181827j:plain


インストールして起動しても特に何も起きない。
このアプリはSafariの拡張機能として働くので、
Safari側の設定が必要になるのだ。



f:id:IKUSHIMA:20211213180625j:plain


Vinegarをインストールした状態で
設定から「Safari」を選ぶ。



f:id:IKUSHIMA:20211213180756j:plain


下の方にある「機能拡張」を選択。



f:id:IKUSHIMA:20211213180908j:plain


Vinegarが登録されているので選択。



f:id:IKUSHIMA:20211213181138j:plain


一番上のスイッチを有効にした上で、
下に並ぶ4つの項目を「確認」から「許可」に変更する。



f:id:IKUSHIMA:20211213183907j:plain


あとはYouTubeアプリではなく
SafariからYouTubeのサイトを開くだけ。



f:id:IKUSHIMA:20211213181654j:plain


動画の上部に並ぶ項目から「Audio」を選べば
Safariを閉じてもiPhoneをスリープにしても
動画の音声がずっと流れる上に広告までブロックしてくれる。


YouTube有料会員より遥かに安いコストで
まさに求めていた快適さが手に入って大満足だ。

総アクセス数