タンブルウィードのルーム型謎解きの翌日、
今度は東京駅を舞台にした謎解きをプレイすることにした。
リアル脱出ゲーム 感想その136
「謎だらけの東京駅からの脱出」
これは東京駅付近の地下街や店舗を舞台にした周遊型の謎解きで、
3種類のコースを個別にクリアしたあと、最後の謎に挑戦する流れ。
まずは付近で売られているキットを購入。
3100円で東京ばな奈(4個入り)も付いている。
3種類のゲームは独立しているので
どれからプレイしても構わないが、駅ビルがとにかく広くて
指定されたスタート地点に到達するのが何より難しかった。
トーキョーゲームステーションからの脱出
携帯ゲーム機に見立てたキットを使用するもので、
立ったままだと組み立てにやや苦労するが、
テレビゲームを模した仕組みがよく考えられている。
ただし、どうしてもながら歩きになるので
大量の通行客とぶつからないよう注意が必要。

一部、空調管理の関係で本来のルートが通れず
迂回したあとにコース復帰する必要があったが、
適度にひらめきを求められつつ
サクサクと解くことができて30分でクリア。
大丸双子館からの脱出
2つ目はデパート店内を周遊するタイプのもので、
店内も広く、空調も効いているので快適にプレイできる。
カフェも複数あるし、エレベーター前には椅子もあるので
ちょっと座って取り組みたい作業もやりやすかった。

別の場所にいる協力者とやり取りしながら進めていく内容で、
こちらは40分でクリア。
意外と移動距離が長いが、世界観は一番よかった。
ヤエチカの森からの脱出
3つ目は八重洲地下街を舞台にしたもので、
エリアが広い上に問題数も多くて本作一番のやりごたえ。

エリア内の表示をうまく利用した問題が多いが、
現在地と目的地を把握しておかないと迷うので
地図を見る能力もかなり重要。
気をつけていないと方向がわからなくなる。
また、ずっと屋内とはいえ空調の効きにムラがあるので、
立ち止まるときは涼しい場所をうまく選んだ方がいい。
店に入らない限り、座れる場所がほとんどないのも注意。

よく考えられた問題に何度も感心させられながら
綺麗に着地するクライマックスで満足度が高かった。
こちらは50分でクリア。この時点で計2時間が経過。
最後の謎
3つともクリアすると最後の謎に誘導されるが、
各コースで手に入れた情報を使うわけではないので
いきなりプレイしたとしても特に支障はなさそうだ。
問題自体はそこまで難しいわけではないが、
よく考えられたギミックを多く味わうことができて楽しい。
ただし、ここは机のある場所で作業した方がいい。

このパートは20分でクリアできたものの、
ラストはかなり凝った工作が用意されていて
最後にふさわしい満足度と達成感を得ることができた。
全体的にやさしめの問題ばかりに思えたし、
全部で2時間半ほどでクリアできたのに
公式の所要時間が4~5時間となっていることを考えると、
初心者向けの内容と言えるだろう。
東京駅というアクセスしやすい場所と
謎が解ける喜びが頻繁に用意された構成で、
未経験者がチャレンジするにはピッタリな企画だった。
東京ばな謎
付属の東京ばな奈は単なる抱き合わせかと思いきや
なんとそれを使ったおまけ謎まで付いている。

10分程度で解けるコンパクトなものだが、
小謎と大謎を組み合わせた構成で
きちんと作り込まれていて感心する。
丁寧にクリア画像まで用意されていて、
こういう凝り方をしてくれると嬉しい。
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