プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、自己成長や資産運用、ゲーム作りに関することなど。


「ルパン三世 サンマリノ城からの脱出」をプレイしました

USJのバイオの脱出ゲームが非常に満足度が高かったので
近場で参加できる別のリアル脱出ゲームを探して参加してみた。


リアル脱出ゲーム 感想その2
ルパン三世 サンマリノ城からの脱出



realdgame.jp


今回がおそらく一番ベーシックなスタイルだろうが、
ビルの中にある宴会場ぐらいの広さの部屋に
グループごとのテーブルが置かれていて、
チーム別に謎解きをしていくという流れ。
ここでも6名前後になるよう別の参加者と強制的にチームが組まれた。


最初にプロジェクターで前フリとなるストーリーを観た上で
一斉にテーブルの上の配布物を開封し、謎解きに取り掛かっていく。


今回、脱出ゲームにかなり手慣れた4人組と組むことになったが、
作業割り当てや手分けしての謎解きが効率的すぎて
そのペースについてこれない私の連れたちは
かなりの疎外感を感じたようだ。


たとえば最初に6つの謎解きカードがあり、
それぞれの答えを集約させると新たな道が開けるとすると、
各個人が別々の謎解きを担当するのが効率的なのは確かだが、
他人が弾き出した答えの経緯が気になる性格の場合、
「○○という問題なんだけど、▲▲という風に考えて
 ■■を●●して★★という答えに至った」と
その解いた流れを聞かないと落ち着かないのだ。


ある人が出した答えがそれで間違っていないかを
チーム全員で確認し、同意を得て進んだ方が
結果的には後々で間違いに気づくより安心だし、
それまでに必要だった知識を全員で活かすことができるという考え方だ。


それに対し、短い制限時間で限りなくクリアに近づくなら
それぞれの出した答えを信用し、経緯は無視して
その結果だけを次の謎に活かす。
また、正解を閃いたなら他人に解説せずに
さっさと手順を進めてしまえばいい、という考え方の人もいる。


クリアを目指すなら後者が有利だが、
過程の楽しさを全員で共有するなら前者なのだ。
この2タイプが同じチームになってしまった。


60分という制限時間で謎自体は非常によくできていたが、
サクサクと解いていく他メンバーの実力に自分が劣る場合、
どこの何を悩んでいるのかがわからないストレスが辛い。
また、クリアに執着しすぎるあまり、
他メンバーが勝手にヒントを開いてしまうなど
ゲームに対する姿勢の違いもマイナスに働いた。


ほとんどの脱出ゲームは初見ではクリアできない難易度だし、
私としても「とにかくクリアする」というよりも
「みんなで一緒に謎解きを考える」ところが醍醐味だと思うのだが、
どんな人と組むのかが運なだけにどうしようもない。


テレビゲームでのオンライン対戦なら「プライベートマッチ」が用意されているが、
多くのリアル脱出ゲームでは「ランダムマッチ」しかないのだ。


最初から知り合い6人で参加すればいいのかもしれないが、
社会人になると同じ日に集まれる知人を
6人見つける、というのはなかなかに大変だ。
たとえ参加料を多く払ってもいいから
他の参加者を混ぜないプライベートチームで遊べるルールが欲しい。
同じ希望を持った脱出ゲームファンは多いと思うのだが。



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