JR大阪駅に行くたびに思うのだが、
上下のエスカレーターの間に貼ってあるこの掲示がすごくわかりにくい。
制作者の意図としては
「左側エスカレーターは上りなので利用可能」
「右側エスカレーターは下りなので乗れない」
ということだと思うが、
進入禁止マークが「左側通行」という言葉にかかっているように見ると
「左側通行は禁止」という風にも見える。
そして左側通行というのが、柱の脇の通路や
ホーム上を行き来するときの注意にも思える。
エスカレーターに対する案内板だとしても
左側という表現が「左側のエスカレーター」なのか
「エスカレーターの左側」なのかが区別できないので、
1基のエスカレーターに対して
ステップの左側の通行を推奨しているようにも見える。
ゲームを作るときにも言えるが、見る人によって
受け取り方が変わってしまうようなユーザーインターフェースは
可能な限り避けなければならないが、
いざ誤解を生まない表現を目指そうとすると、意外と難しい。