プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、自己成長や資産運用、ゲーム作りに関することなど。


AirPods Pro 2は手頃な価格の補聴器としても優秀らしい


iPhoneをiOS18.1以上にアップデートすると
Apple公式のワイヤレスイヤホンである
AirPods Pro 2で聴力補助機能が使えるようになる。


ノイズキャンセリングの仕組み上、
周辺の音を拾うマイクが内蔵されているが、
それを利用して周囲の音を大きく聴かせてくれるわけだ。


補聴器と比べてどのぐらいの有用性があるのか気になっていたが、
高齢者自身が丁寧に検証している動画があって助かった。




ただし、この機能を使うには
AirPods Proの設定画面から
ヒアリングチェック(聴力検査)を受けて
難聴の傾向があると診断される必要がある。




検査は片耳あたり5分ほどかかる上に
周囲がほぼ無音の状態にしないといけないが、
いわゆる健康診断での聴力検査のように
ごくごく小さな電子音が聞こえるたびに
iPhoneの画面をタッチする方式だ。




lucentechno.com


ここで出てくる「dBHL」という単位は
どれぐらいの音量から聞き取れるのかを表すらしいので
数値が大きいほど聞き取る力が弱く、
いわば「耳の聞こえなさ具合」と考えるといいだろう。




難聴という診断結果が出ると
聴力補助の機能を有効にできるようになるが、
耳が聞こえすぎて辛い場合は増幅具合を調整できるし、
正面にいる会話相手の声だけを強調することもできる。


これまでの補聴器は数十万円という価格帯だったが、
AirPods Pro 2は39800円、
イヤホンとしては高価だが補聴器としては格安だ。
しかも充電がしやすく、もちろん音楽も聴ける。


すでにiPhoneを持つ高齢者は多いし、
私の妻も冒頭の動画を観て義母にプレゼントすることにした。
AirPods Proのおかげで補聴器の市場が一気に動くかもしれない。



mclover.hateblo.jp

mclover.hateblo.jp

総アクセス数