小さな町のラジオ局を舞台に、深夜番組のDJとなって
地元で起きるトラブルに対応していくアドベンチャーゲーム、
「Killer Frequency(キラーフリケンシー)」が斬新だった。
町を徘徊する殺人鬼を題材にしているものの
主人公が移動できるのはラジオ局の中だけなので、
住民からの電話を頼りに状況を想像しつつ
事件や事故を解決に手を貸していく。
提示された選択肢の中から正しいものを選ぶために
スタジオ内のいろいろなものを使うところが斬新で、
閉鎖的な舞台をうまく使ったストーリーテリングが秀逸。
どうプレイしてもゲームオーバーになることはなく、
なるべく多くの相談を解決するのが目標となる。
大半のキャラクターが声だけの登場なので
人名だけでどの用件の人だったか把握しきれないのが難点だが、
クリアまで5時間あまりというボリュームの中に
いろいろな要素が伏線として絡み合う筋書きが詰まっていて、
中身の濃いミステリー映画を観たような満足感が得られた。
