プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


週3日を完全食に置き換えたらメリットがたくさんあった

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例年の健康診断が迫る中、食生活の改善にならないかと
週のうち3日間(月・水・金)の食事を
完全食の中で一番気に入っている「Huel」に置き換えてみることにした。


食事をしないストレスや辛さを感じるかと心配したが、
これが意外にも快適で満足度が高かった。妻からも好評だった。

食事を用意する手間がかからない

食材を切ったり調理したりする必要がなく、
粉と水を入れてシェイクするだけ。
わずか数分で準備ができるので圧倒的に楽。

短時間で食事が済ませられる

1回あたり300ml(200kcal)を1~2杯飲むが、
チビチビと飲んでもせいぜい20分ほどしかかからない。
結構な水分を一緒に摂ることができるし、
すぐに空腹感が消えるので食事自体がシンプルになる。

食器を洗う手間がかからない

意外に大きなメリットがこれで、
汚れるものがシェイカーしかないので
洗う食器がほとんどない。
完全食生活を始めてからは
食洗器を動かさない日々が続いた。

食材を買う手間がかからない

調理する必要がないということは食材もいらないわけで、
買い出し担当の妻の帰りがやたらと早くなった。
賞味期限や献立に悩む必要もなくなった。

食費もそれほどかからない

Huelは1パック6800kcalで4500円。
1キロカロリーあたりおおよそ0.66円なので、
1日に必要なカロリー分を飲んでもそれほど高くはない。

特定の日だけを完全食に置き換えるのはアリ

とにかく手間と時間が劇的に節約できて
買い物や調理や片付けに使っていた時間を
ほかのことに回せるようになった。


週3日だと普通の食事や外食も適度に楽しむことができ、
ほとんど負担を感じずにメリットだけ味わえるので、
完全食に抵抗感のない人はぜひ試してみて欲しい。

カロリー控えめで栄養だけを補給できる完全食「ミール リプレイスメント ブレンド」を試してみた


www.myprotein.jp


完全食らしき商品を片っ端から試しているが、
今回はイギリスの業者、マイプロテインが販売する
ミール リプレイスメント ブレンド」を試してみた。

水に溶かして飲む粉末タイプ

「ミール リプレイスメント」の名前の通り、
食事を置き換えて栄養補給とカロリー調整をするための商品で、
COMP」のパウダータイプや「Huel」と同様、
粉末を水に溶かして飲むタイプの完全食となる。

値段が安定しないが、基本的に安く買える

いろいろなキャンペーンが随時行われていて
値段がころころ変わるので定価がよくわからないのだが、
私が買ったときは1kgパックが1521円、
それに1800円の送料が追加されて計3321円となった。


海外から送られてくる関係でそれなりの送料がかかるため
小さい単位で買うと割高になる。
8500円以上で送料無料ということなので
常用するなら大量買いした方がコストパフォーマンスが上がる。


www.myprotein.jp


なお、友達紹介制度を利用すれば
500円割引で買うことができる。

初回注文時はシェーカーがもらえる

粉末を効率よく混ぜるためのシェーカーが
初回注文時に無料で付いてくる。
このあたりの配慮は嬉しい。

注文から到着まで10日ほど

商品は取り扱い業者があるイギリスから発送されるが、
国際便としての手続きも含め、到着までに10日ほどかかった。
同じくイギリス発送であったHuelに比べるとかなり時間がかかるので、
必要なタイミングに合わせて早めに注文する方がよい。

配送中に袋が破損するトラブル


やっと届いたと思ったら箱の中で袋が破れ、
荷物が粉まみれになっていた。
甘ったるい匂いが散乱し、何もかもベタベタになっている。


海外配送の乱暴な扱いが原因だとは思うが、
ちょうど袋のミシン目の部分が裂けていた状態だったし、
ネットで同様の報告(例1例2)も見受けられるので、
もっと運送中の衝撃を見越した工夫が欲しいところ。

説明書きが不親切で使用方法がわかりづらい

日本語の説明書を用意しろとは言わないが、
袋の裏面の文字がつぶれ気味な上に
多数の言語が混ざった形で記載されていて
1日どのぐらいの量をどうやって飲めばいいのかが非常にわかりにくい。


かろうじて英語らしき記述を見つけたものの、
説明不足な部分もあって非常に不親切。

1食あたり205キロカロリー

ミール リプレイスメント ブレンドは
1日に必要な栄養分を摂りつつ、
カロリーの摂取は少なく済ませられるところがウリで、
1食あたり205kcalと通常の食事の3分の1程度に抑えることができる。

1kgのパッケージで20食分

1食でだいたい51gということなので
1kgのパッケージで約20食分となる。
値段が変動するので計算しづらいが、
送料を含めても1食あたり200円以下とコスト的には優秀。


1食分が付属のカップ1杯+2/3杯という微妙な量で、
それならそのサイズに合わせたカップにして欲しいところ。

わざとらしい甘さは好みが分かれる

1食分を400ccの水で溶かしてみたが、
粉末が細かいのか短時間で溶けてくれるし、
飲んだときもザラザラ感がほとんどない。


ただ、今回はストロベリーショートケーキ味は
袋を開けた瞬間に香る甘ったるい匂いが鼻につき、
安っぽいイチゴミルクのようなわざとらしい風味は好みが分かれるところ。

総合的に見てHuelに劣る

どうしても同じイギリス産のHuelと比べたくなるが、
配送の早さや運送に対する安心感、
飲みやすい味や説明書きのわかりやすさなどを考えると
圧倒的にHuelの方が扱いやすい印象。

不足する栄養素を低カロリーで補完できる栄養機能食品「バランサー」を試してみた

【旧バージョン】バランサー 170g バナナ風味 20種類の栄養1日分が摂れる バランス栄養食 低糖質 高たんぱく
www.multi-balancer.com


日々の食事で不足しがちな栄養素を
ドリンク1杯で補完できる栄養機能食品、
バランサー(BALANCER)」を試してみた。

不足しがちな栄養素だけを補う準完全食

過剰摂取しやすい糖質・脂質・塩分・カロリーは少な目になっており、
食事を完全に置き換えるための商品ではなく、
普段の食事と合わせて摂取するものなので「準完全食」と言える。

1食あたり190円

1900円前後で10食分とそれほど高くはないが、
あくまで栄養補助食品なので
食費以外にコストがかかるのが難点。


公式サイトから直接買うしかない完全食が多い中、
Amazonで手軽に買えるのはありがたい。

1日1回、水を入れたコップに溶かすだけ

200ccの水や牛乳に混ぜる粉末タイプで、
シェーカーを使わなくてもスプーンでかき混ぜれば
インスタントコーヒーのように溶けてくれる。
1杯で1日分の栄養が取れるので
飲むのが1回で済むのも楽。

誰にでも飲みやすい味

バナナをベースにしたミックスジュースや
ピルクルビックルのような乳酸菌飲料に近い味で、
誰でも抵抗なく飲める印象。
粒が細かいのか粉っぽさもほとんどないので
一気に飲んでしまえる。

食生活を変えずに栄養不足が解消できる

1杯あたり55kcalしかないので
食事以外の摂取カロリーを増やす心配がなく、
それでいて満点に近い栄養が摂れるので
ダイエット時の食生活にも役立つ印象。


不足するカロリーと栄養素があるため
バランサーだけで生きていくことはできないが、
日々の食事を完全食に置き換えるのが難しい人が
普段の食生活をあまり変えずに
同様の効果を得られるのは便利。

いろいろな完全食を試した上で未経験者にオススメする3つの商品

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これまでいろいろな完全食(完全栄養食)を試してみたが、
その上で人に薦めたい商品をいくつか選んでみた。


味・手軽さ・コストの面でそれぞれ優秀なものを挙げたので、
これから完全食に手を出してみたい人は参考にして欲しい。

味を重視するなら「BASE BREAD

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  味:☆☆☆
手軽さ:☆☆☆
コスト:☆☆


完全食の中で一番美味しく感じたのは「BASE BREAD」だ。


理想的な栄養が含まれながら
一般的なパンと遜色ない味が素晴らしい。
BASE BREADならほとんどの人が
拒絶感なく食べられるだろう。


冷凍便で配送されるという点だけが難点だったが、
2019年7月に商品がリニューアルされ、
通常便での配送、常温保存が可能になったことで
使い勝手が圧倒的に向上した。

準備の手間がかからない「COMP」のグミ

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  味:☆
手軽さ:☆☆☆
コスト:☆☆


手軽さにおいて、封を開けたらそのまま食べられるという
COMP」のグミタイプに勝る商品はない。
お菓子を食べる感覚で栄養が摂れるのは本当に画期的。


ただし、必要なカロリー量に達するには
歯ごたえのある甘ったるいグミを何十粒も食べないといけないのと、
コストもそれなりにかかるところが難点。

コストに優れたパウダー型完全食「Huel

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  味:☆
手軽さ:☆☆
コスト:☆☆☆


カロリーを稼ぐためのコストがもっとも安いのが「Huel」だ。
1kcalあたり0.5円ほどなので
1日の食費が1000円で済む計算になる。


少量ずつ買えないのが難点だが、
食事にかかる手間とコストを下げたい人にはピッタリだ。

本気ですべての食事を完全食に移行するのもよし、
朝食や昼食など一部の食事だけを置き換えるのもよし。
一度試してみると、そこまで妙なものではないことがよくわかるはずだ。


野菜や魚をたっぷりと使った
バランスのいい食事がベストなのはわかるが、
現実問題として手間もコストもかかりすぎる。


そんな問題に対し、完全食で栄養を保管する方法は
徐々に定番化してくるように思う。
どんどん普及して、味の面でもコストの面でも
もっと優秀な完全食が登場するのを期待したい。

お湯だけで作れる日清の完全食パスタ「All-in PASTA」を試してみた


完全食に興味を持つ人が増えてきたのか、
ついに即席麺の大手である日清食品が乗り出してきた。
それが「All-in PASTA(オールインパスタ)」だ。
発売直後から品切れが続くほど人気なようなので早速試してみた。
※2021年の段階でいつの間にか販売終了


鍋で作るタイプとお湯を注ぐタイプの2種類

All-in PASTAは麺でゆでてパスタソースをかけるタイプと
お湯を注いで作るカップタイプの2種類が販売されている。


作る手間がかかる印象のあるパスタだが、
日清らしくお湯を注ぐだけで作れるのは素晴らしい。
今回はせっかくなのでカップタイプを買ってみた。

1食あたり600円

カップタイプは1食600円、
鍋で作るタイプは麺(400円)とソース(250円)で1食650円だ。
どちらにせよ、常用するには割高に思える。

容器はカップヌードルよりひと回り大きい


容器の高さはカップヌードルとほぼ同じだが、
15cmほどの直径はかなり大きく感じる。
持ってみると想像よりずっと軽いが、携帯性には欠ける印象。

カップ焼きそばと同じ作り方で6分間


一旦、500mlほどのお湯を注いで麺を温め、
お湯を捨ててからソースを入れるというカップ焼きそばと同じ作り方だ。


ただし、待ち時間が6分間と長い上に
お湯を捨てた後にほぐしオイルを混ぜ、
さらにソースをかけて混ぜるので意外と手間がかかる。


また、レトルトのソースをフタの上で温めるように書いてあるが、
とても満足に温まる気がしない。
かといって湯せんや電子レンジも面倒だ。
想像以上に手軽さに欠ける点は非常に残念。

コシのない麺と味の濃すぎるソース

All-in PASTAは麺を筒状にして内側に栄養素を詰め込み、
ゆでた後も栄養素が失われないようにしている点がウリなのだが、
ひと口食べて感じるのはヘロヘロした麺の食感。
あまりにもコシがなく食欲が萎えてしまった。


また、麺の味をごまかすためなのか、
ソースの味が妙に濃く調整されている。


それぞれの味の印象は以下の通り。


アラビアータ
唐辛子を使ったトマトソースだが、
やたらと辛い味付けばかりで美味しいわけでもない。
トマト味も辛口も好きな私でも箸が進まなかった。


ジェノベーゼ
大きめのバジルがどっさり入ったソースだが、
後味に感じる苦味とキツすぎるガーリックオイルがつらい。


ボロネーゼ
一般的なミートソースタイプで、
3種類のソースの中では一番クセがなくて食べやすい。
麺のイマイチさはごまかせないが、
どうしても食べるならボロネーゼ一択だと感じた。


麺だけで食べてみるとわかるが、
減塩されているはずが妙にしょっぱく、
海藻のような風味を感じる。


また、ほぐしオイルのせいで
胸焼けするような脂っこさが出てしまうので、
お湯を捨てたあと、そのままソースを入れる方がよかった。

1日に必要な栄養・カロリーの3分の1を配合

必要な栄養素を含みつつ1食あたり479~552kcalと
3食でちょうど必要な栄養とカロリーが摂れるようになっている。
理論的にはAll-in PASTAだけで生きていけるはずだが、問題は味。

味にクセがありすぎて受け付けなかった

とにかく味にクセがありすぎる上に
作る手間もかかり、コストもバカにならないと
全体的な完成度としては他の完全食商品に大きく劣る。


完全食である以上、栄養が含まれているのは当たり前なので、
味・手間・コストのうち
せめてどれかひとつは特化したものがないと常用する価値がない。


さまざまなインスタント商品を出している日清が
ついに完全食を手がけたということで相当期待したが、
残念ながら次も買おうという気にはならなかった。

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