TwitterやFacebookでシェアされまくっている資料だが、
教えることを仕事としている私としては
まさに納得できることばかり。
説明がうまいかどうかは、話者が聞き手のことを
どれだけ配慮しながら説明しているかによる。
スピードの調整や説明の補足、言葉の置き換えは
聞き手の様子を観察しながらリアルタイムで行うのが理想であり、
原稿をただ読み上げるだけの説明では
伝わりにくい理由がここにある。
説明が下手な人は話し手の都合と自己満足によって
聞いている側の様子を無視して暴走してしまうのだ。
知っている知識をアピールすることに気が向いてしまい、
わかりにくい言葉を好き勝手に使いながらドヤ顔で語ってしまう。
「物事を知っている・身に付けている」ということと
「それを説明できる・教えられる」ということは別で、
説明能力というものが
ひとつのスキルであることを認識するべきだ。