プチメタ3.0

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優れた翻訳アプリが間違いなく登場するのに、なぜ英語を勉強するのか

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ひと昔前と比べると翻訳サイトや翻訳アプリは飛躍的に進化し、
ちょっとしたことならほとんどなんとかなってしまう。
言語の違いによる問題は世界中で起きているので
それを解決するための技術研究もすごい勢いで進んでいる。
近い将来、完璧な翻訳アプリが間違いなく登場するだろう。


そうなると英語力はスキルとしての価値を失うのではないか。
英語力を活かして地位を築いてきた人や
英語を勉強中の人は気になるところだ。


英語習得には大変な努力が必要で、
だからこそ英語ができることが長所のひとつだったのだ。
誰もが言語の違いを気にせず生活できるなら
英語力は人材価値とは無関係な要素になる。


それでも英語を勉強するのはなぜなのか、
自分なりの答えを出してみた。

今、この瞬間は役立っている

いずれ完璧な翻訳アプリが登場するかもしれないが、
今はまだ登場していないし、普及もしていない。
いつか誰もが解決できるようになるとしても、
今その問題を乗り越えるスキルを持っているのは有益だ。

気持ちがいい

アプリもインターネットも機械も使わずに
外国の言語を理解できるのは気持ちがいいのだ。
以前は謎だった文字の羅列が
ちゃんと意味のあるものとして読み解ける。
スラスラと流れてくる外国語がきちんと聴き取れる。
自分の理解できる範囲が広がるのはシンプルに気持ちがいい。

自信がつく

できなかったことができるようになっていくのは
自分の成長と底力を肌で感じることができて自信がつく。
英語を身に付ける力があれば
他のこともやれるという想いが湧く。

日本語が上達する

言いたいことを英語でうまく表現できないときに
別の単語に置き換えて説明することが多いからか、
日本語で何かを説明するときも
不思議と言い換えがうまくなり、語彙が増えた。

楽しい

未知のことを学ぶというのは楽しい。
「なるほど!」と思う瞬間が何度も訪れ、
自分が知らなかった広い世界を垣間見ることができる。

海外文化を知ることができる

外国語を学ぶ上で海外の文化や考え方に触れるため、
日本文化を客観視したり、
いろいろな視点を持つことができる。
まったく違う考え方に納得したりして刺激される。


英語を身につけることは
大きな図書館のカギを手に入れるようなものだ、と表現した人がいるが、
まさにその通りだと思う。

「いずれ不要になるスキルだから高める意味がない」と思うべきではないし、
今の自分を成長させることは価値がある行為だ。
今使っていない知識だからといって
学校の勉強が無駄だったかというと、そうではないだろう。


学んでいる内容に価値があるかどうかとは別に、
学ぶことそのものに価値があると信じよう。

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