「陰キャ=陰気な性格の人」と
「パリピ=明るく人付き合いの多い人」の差が
体験ではなく考え方の違いにあるという調査結果が面白い。
学生の頃
— フジコの愚弟でございます (@Pro_Wresler) 2018年8月31日
なんで嫌な思い出を反芻して死にたい黒歴史スパイラルに陥ったりする人と、パリピみたいにすぐに気分転換できる人がおるんや!?
と、思い立ってノリノリで同じ大学生に質問紙を配って因子分析と重回帰分析した結果、意外なことがわかった。
ツリーで続く。
先ず性格の傾向を陰キャとパリピに分け、それぞれの嫌な思い出や楽しい思い出の量や質を比較したんや。すると有意な差は無かったやで。つまり客観的には陰キャもパリピも同じくらい嫌なことや楽しいことを経験しとるんや。パリピがウェイウェイしとるのは恵まれた環境という訳では無かったやで。
— フジコの愚弟でございます (@Pro_Wresler) 2018年8月31日
次にどんな時に嫌なことを思い出すか測定したら、独りでおる時と嫌な場面に遭遇した時に分けられたんやで。この時に差がはっきりした。パリピはどちらの場面でもあんまり思い出さん。対して陰キャはことあるごとに嫌な思い出をひっくり返すんや。
— フジコの愚弟でございます (@Pro_Wresler) 2018年8月31日
最後に嫌な思い出の扱い方や。嫌な思い出でも「あの経験で成長した」と思い直すこともあるやで。パリピはその傾向がめっちゃ高い。反対に陰キャはそうとは全く感じない。嫌な思い出をどう扱うかでも大きな差が出たやで。
— フジコの愚弟でございます (@Pro_Wresler) 2018年8月31日
じゃあ陰キャが悪いのかと言えば違うんや。これは仮説外の結果やが、陰キャはパリピに比べて「何かに没頭する力」が強いことも同時にわかったんや。仕事でも学問でも、陰キャはパリピに比べて粘り強い。これは評価されるべきなんや。ただそれが強すぎると、嫌な思い出にも執拗にこだわるんや。
— フジコの愚弟でございます (@Pro_Wresler) 2018年8月31日
この研究(お遊び)の結果でわかることは、嫌な経験が多いから性格が捻れる、という考え方は危険やというこっちゃ。この結果からだけで言えば、嫌な経験をネチネチ思い出してばかりやから性格が捻れるんや。同じ人間なんやから、嫌なことも楽しいこともそう大差ないんや。嫌な経験の扱い方を変えるんや。
— フジコの愚弟でございます (@Pro_Wresler) 2018年8月31日
嫌な経験の扱い方を変える。口で言うのは簡単やが、えらい難しいことや。色んな方法がある。リフレーミングやらエクスポージャーやら心理学が助けてくれる。調べてみいや。1つだけ注意せなあかんのは「どうせ変えられん」と思い込むことや。割り切るのはええで。思い込むのがいかんのや。
— フジコの愚弟でございます (@Pro_Wresler) 2018年8月31日
さっきも言うたけど、陰キャ(ワイも含めて)の皆は思い込んだら止まらん性格なんや。粘り強いのはええが、変な方向にスイッチが入ると抜け出せないんや。死にたい黒歴史スパイラルから脱したいなら、思い込む力を信じる力に変えて、自分の道へ繋げ。おっさんからは以上や。じゃあの。
— フジコの愚弟でございます (@Pro_Wresler) 2018年8月31日
要するにポジティブかネガティブかということだが、
単に「明るい」「暗い」ではなく、
嫌な思い出に対してどうとらえるかという
具体的な行動方針が示されているところが素晴らしい。